サントリー美術館大賞展'89 -挑むかたち
1989年11月29日(水)~12月27日(水)
サントリー美術館大賞展の副題を、"挑むかたち"といたしました。大賞に選ばれた井田照一氏の「Project for Tujunga "Well from Karma-Locus in Desert-Tomb"」をはじめ、17名の造形作家による新作46点をご覧ください。
1989年11月29日(水)~12月27日(水)
サントリー美術館大賞展の副題を、"挑むかたち"といたしました。大賞に選ばれた井田照一氏の「Project for Tujunga "Well from Karma-Locus in Desert-Tomb"」をはじめ、17名の造形作家による新作46点をご覧ください。
1989年10月21日(土)~11月19日(日)
1988年の調査で石棺が開かれ、藤ノ木古墳の華麗な副葬品の数々が確認されました。遺物と復元品、および日本各地における同時代の出土品の展示、加えてハイビジョン映像の放映によって、古代の輝きを伝えます。
1989年9月15日(金)~10月15日(日)
本展は、フィフィ・ホワイト氏によって1988年にニューヨークで開催された、日本染織コレクション展をさらに充実させたものです。江戸時代後期から明治時代にかけての逸品110点余を、日本で初公開いたします。
1989年7月11日(火)~8月27日(日)
瓶泥舎が25年にわたって蒐集した、ガラス・コレクション総数約200点の初公開展です。色鮮やかな吹きガラスに優品の多い瓶泥舎のガラスを、江戸時代のものを中心に、明治・大正期のものも含めて幅広くご紹介します。
1989年5月27日(土)~7月2日(日)
桃山時代、活気漲る世情を反映するかのように、大城郭・大寺院を飾る金碧障屏画が制作されました。サントリー創業90年を記念し、永徳以後の狩野派、等伯、友松らによって描かれた桃山の華──屏風、襖絵を一堂に会します。
1989年4月4日(火)~5月14日(日)
ヴィーン楽友協会の協力で、マーラー自筆の楽譜や手紙などの遺品をはじめ、マーラーと親交があった画家クリムトやココシュカの作品を展示します。19世紀から今世紀にかけての、時代の芸術的雰囲気をお楽しみください。
1989年2月10日(金)~3月26日(月)
蘭学が興隆した18世紀後半、エレキテル(摩擦起電機)を江戸に紹介した平賀源内は、合理・実証の精神に裏付けられた幅広い才能を開花させました。源内と、その周辺の文化人たちの活躍を示す作品の数々を紹介します。
1988年12月13日(火)~1月29日(日)
最古の紅型は15世紀に遡り、以後高度な技法でもって、琉球王家の衣冠制度とともに華麗な発展を示してきました。当館コレクションの中から、紅型をはじめ芭蕉布など120点と、沖縄漆器14点とをあわせて展示します。
1988年10月25日(火)~12月4日(日)
新たな造形の可能性を拓く契機となりますことを願って、当大賞展創設の運びとなりました。第一回大賞に決定したクロード・シャンピ氏の「Boite-Sculpture(箱─彫刻)」をはじめとする、現代の造形、約60点をご覧ください。
1988年9月6日(火)~10月16日(日)
お伽草子や奈良絵本を多数所蔵することで有名な、総数200点をこえる所蔵品を持つチェスター・ビーティー・コレクション。その中から65点を厳選し、あわせて中国清朝の鼻煙壺、イスラムの細密画などを展示します。
1988年7月19日(火)~8月28日(日)
本展は、R・H・クラーグ・コレクションから優品92点を選んで構成されたもので、アメリカ各地および、日本では当館で開催されます。エミール・ガレにも影響を与えた、清朝ガラスの現代にも通じる美をお楽しみください。
1988年5月31日(火)~7月10日(日)
絵画に時間性を導入した"絵巻"は、室町時代になるとお伽草子類に新たな画題が拡がり、作品が平明化するなど、新たな傾向がみられます。重文約20点を含む、代表的作品約70点を展観し、絵巻最後の輝きをご覧ください。
1988年4月12日(火)~5月22日(日)
ロマン主義の時代に最も個性的なピアノ芸術を展開した、ピアノの詩人・ショパン。ポーランド・フレデリク・ショパン教会ワルシャワの全面的協力により、自筆の楽譜や手紙など、数々の貴重資料が初来日いたします。
1988年2月23日(火)~4月3日(日)
数多い「はこ」の漢字が示すように、はこはその内容物にしたがって材質も形も多岐にわたり、無数のバリエーションを生んできました。国宝・重文約30点を含む、奈良時代から江戸時代までのはこ、約90点を展示します。
1988年1月5日(火)~2月14日(日)
自然釉や灰釉陶器、伊万里・鍋島などの色絵、織部や乾山、さらに現代の作品にいたるまで、当館が誇る百花繚乱の陶磁器100点余を展示します。機能美、装飾美、そして新しい造形美など、時代時代の美をご鑑賞ください。
1987年11月3日(火)~12月20日(日)
本展は、1980年に当館で開催された「近代芸術家の書」展を引き継ぎ、毛筆に限らず、ペン・鉛筆の原稿類も加えて展観するものです。近代日本の文学者、芸術家、学者、思想家など、約50名の筆跡を集めました。
1987年9月12日(土)~10月25日(日)
殊に蘭学が興隆した18世紀、珍奇なものは科学的・博物学的広がりをもって、写生的に描かれる傾向にありました。動物、植物、魚貝、昆虫類など、われわれの祖先が興味をもって写し取った作品の数々をご紹介します。
1987年7月7日(火)~8月30日(日)
国立民族学博物館の開館10周年を記念して、"仮面と神像"をテーマに約200点を展示します。オセアニア、アフリカ、アジア、アメリカの4地域から収集された作品を一堂に展観し、魅力溢れる造形美をお楽しみください。
1987年5月12日(火)~6月28日(日)
16世紀後半、ジャワ更紗は南蛮貿易の開始とともに日本にもたらされ、その色彩と文様の面白さによって日本人を魅了し続けてきました。クスマ・A・英子氏のコレクションより、ジャワ・バティックに焦点を絞って展示します。
1987年3月28日(土)~5月5日(火)
世界の音楽ファンに強い衝撃を与えた、映画・演劇の「アマデウス」。ヴィーン楽友協会とザルツブルク国際モーツァルテウム財団から来日した豊富な資料により、より真実に近いモーツァルト像、サリエーリ像を探ります。
1987年2月10日(火)~3月22日(日)
日本の絵巻・絵本類を多数所蔵するスペンサー・コレクションは、1986年にアメリカ国内展で展示されました。本展はその里帰り展として「物語絵」に焦点を絞り、コレクションのエッセンスともいうべき70点を紹介します。
1986年12月9日(火)~2月1日(日)
現代の工芸にはさまざまな動きと、新しい美が生まれようとしています。工芸の諸分野から、新鮮な独創性に溢れる19名の作家たちの最近の代表作や意欲的新作を展示し、来るべき21世紀に向けての工芸のあり方を探ります。
1986年10月28日(火)~11月30日(日)
茶碗は単なる器というよりも、いつしか心の友として賞玩されてきました。本展では日本の茶碗に視点をあて、数多くの名碗を生んだ桃山時代を中心に、15世紀から現代にいたる間の代表作100碗を選んでご紹介いたします。
1986年9月12日(金)~10月19日(日)
歌人とその歌一首を描いた、いわゆる歌仙絵は平安末期・鎌倉初期の頃に生まれ、和歌の興隆とともに描き継がれてきました。門外不出の名品「佐竹本・三十六歌仙」を中心に、約130点を展示し、その変遷と系譜を辿ります。
1986年7月22日(火)~8月31日(日)
日本でようやく、金属吹き棹を用いてガラスの器を作り始めた延宝年間(17世紀後半)から、今日の最も尖端的な造形作家の作品まで、約200点を展示いたします。日本のガラスが歩んだ300年を、どうぞご覧ください。
1986年6月3日(火)~7月13日(日)
中世の終わりから近世にかけて制作された、個性溢れる、奇抜なデザインの変り兜と陣羽織。桃山の時代精神と、奇想に遊ぶ日本文化の一端をご清覧いただくべく、変り兜約60領、陣羽織約40領が一堂に会しました。
1986年4月12日(土)~5月25日(日)
日本の古美術は古来、季節の変化を写すために、湿潤な風土や、禽獣蟲魚、温雅な彩りの花々などを描いてきました。当館の開館25周年を記念し、「花」と「鳥」をテーマに館蔵の逸品を選び、その鮮やかな意匠美を探ります。
1986年2月25日(火)~4月6日(日)
「戯画」は滑稽、おどけ、ユーモアな絵─ざれ絵とも申します。本展では、明治以前の日本絵画から戯画と見られるものを、分類して選びました。戯画に込められた遊び、いたずら、洒落、皮肉などを、どうぞご"鑑笑"ください。
1986年1月4日(土)~2月16日(日)
現代とちがって、昔の日本女性はより一層家庭内の生活が中心であったため、日常の雑器から調度品、装身具に至るまで、女性独自の美意識が育まれました。伝統的な日本女性の生活像、その美の矜持をご覧ください。
1985年11月1日(金)~12月15日(日)
バッハ生誕300年を記念して、バッハのメッカとも言えるライプツィヒ、バッハ復活の契機を生んだベルリンなどドイツ各地から、本来国外持ち出しが禁じられている自筆譜をはじめ、国宝級の貴重な諸資料が初来日します。
1985年9月10日(火)~10月20日(日)
茶の湯の発展に伴って、茶の湯釜の制作にも洗練が重ねられ、時代と地域性による多彩な意匠を生み出しました。中世から現代にいたる茶の湯釜約100点を展観し、力強い鉄の造形の中にある侘びの美をご堪能ください。
1985年7月16日(火)~9月1日(日)
ガラスの持つ玉石のような肌と光の屈折のもたらす人工の美、この特性を最も生かしたのがカットガラスといえましょう。世界屈指のガラス美術館であるアメリカのコーニングガラス美術館より、優品100点余をご紹介します。
1985年5月28日(火)~7月7日(日)
岡山美術館には、能をよく好み庇護してきた、備前岡山藩主池田家伝来の能装束、約500点が所蔵されています。その中から能にまつわる品々、総数約100点を展観し、能楽にみる染織技術の粋と意匠の美をご鑑賞ください。
1985年4月9日(火)~5月19日(日)
日本の色絵陶磁は江戸前期、柿右衛門によって開花して以来、日本各地に繚乱たる大輪の花を咲かせました。本展では、重要文化財7点を含む江戸から現代の色絵、総数100点によって、その特質と未来を展望します。
1985年2月19日(火)~3月31日(日)
近世初期、障壁画など大画面全盛の世にあって住吉派は、むしろ小画面の中に純度の高い美を求めました。住吉具慶・如慶父子の作品90点を展観し、土佐派から生じた住吉派による、江戸のやまと絵の系譜を辿ります。
1985年1月4日(金)~2月11日(月)
約400年前には会津若松城を飾り、いつの頃からか二つに分割され、一方は神戸市立博物館に、他方は当館に所蔵される「泰西王侯騎馬図」が再会します。当館所蔵の南蛮美術品および、新収蔵品もあわせてご清鑑ください。
1984年11月9日(金)~12月5日(水)
ウィーンに生まれ、育ち、逝った作曲家、「歌曲の王」ともいえる巨匠、シューベルト。そのシューベルト自身も理事を勤めていたウィーン楽友協会のご協力で、自筆譜、手紙、肖像画など、貴重な資料が初来日します。
1984年8月13日(月)~9月23日(日)
伊藤若冲、長沢芦雪、酒井抱一、鈴木其一のコレクターとして名高いジョー・D・プライス氏のコレクションより、屏風・掛幅など80点余で構成される里帰り展です。江戸文化の異色の華ともいえる作品の数々をお楽しみください。
1984年7月17日(火)~9月2日(日)
1820年代、プレス機の発明によってガラスは大量生産の時代を迎え、生活に溶け込んでいきました。アメリカのコーニングガラス美術館から約150点、神戸のびいどろ資料館から約300点のガラス器が出品、展示されます。
1984年5月22日(火)~7月8日(日)
動物をかたどった日本の立体的造型表現は実に多彩であり、古くは縄文時代の土製獣にまで遡ります。本展は、その歴史を系統的に紹介する初の試みとして、縄文から近現代までの代表的工芸作品、70点余を展観します。
1984年3月31日(土)~5月13日(日)
本展で展観される58人の作家による磁器作品は、レンウィック画廊で現代アメリカ陶磁界を代表するものとして選考されました。実用性を重んじて制作する、アメリカの現代陶芸家たちの作品が、初めて一堂に会します。
1984年1月31日(火)~3月18日(日)
味覚と視覚の調和が、重要な要素となる食生活。その中心で用いられ多彩に展開した、皿と鉢の数々を集めました。近世以降に発達した色絵陶磁を中心として、古代から現代まで、食文化を彩った名品100点をご清覧ください。
1983年11月27日(日)~1月22日(日)
わが国の絵画で独自の展開をみせた絵巻は、室町時代になって"お伽草子"に材をとった多くの作品が生まれました。館蔵品の絵巻からお伽草子絵巻を中心に選び、それとともに身近で愛用された、文房具の数々を展観します。
1983年10月21日(金)~11月20日(日)
クラシック専用のコンサートホール、「サントリーホール」の着工を記念して、音楽文化展を開催します。第一回展は「素顔のベートーヴェン」。ウィーン楽友協会秘蔵の品々、および故・児島新氏の所蔵品の数々をご覧ください。
1983年8月30日(火)~10月10日(月)
和紙の「漉き・染め・装飾」をテーマに、天平の写経から近世の紙衣(かみこ)まで100点余を展観します。生活の様々な分野にゆきわたり、重用されてきた和紙のつくりだす多様な美しさを、存分にお楽しみください。
1983年7月12日(火)~8月21日(日)
中国清朝のガラス工芸は、乾隆帝の時代にその最盛期を迎え、19世紀末のアール・ヌーヴォーに大きな影響を与えました。乾隆ガラスの名品と、エミール・ガレを代表とするアール・ヌーヴォーのガラス芸術とを比較します。
1983年5月24日(火)~7月3日(日)
実に半世紀ぶりとなる、霊華画蹟の展覧会です。高潔な人格と深い古典の教養に裏打ちされたその画業は、草仮名とあわせて、流麗なムーヴマンと雅の世界を披瀝しています。清淡で雅趣に富む霊華芸術の粋をご堪能ください。
1983年4月9日(土)~5月15日(日)
ニューヨークのジャパンハウス・ギャラリーで開催される、第2回サントリー美術館ニューヨーク展のプレヴュー展です。ニューヨーク展のテーマである「水・秋草」に「遊び」を加え、当館収蔵品の特色をご覧にいれます。
1983年2月15日(火)~3月31日(木)
日本の革工芸のうち"染め革"は最も革の材質を生かし、多様な文様・色彩で美しい世界をつくりあげました。平安の武具から江戸の袋物まで、約100点によってその面白さを味わっていただける、わが国初の染め皮展です。
1982年12月14日(火)~2月6日(日)
古代、呪術的な用から始まったとされる飲食器の装飾は、とくに近世、多彩な展開をみせました。桃山から江戸の漆器・陶磁器・ガラス器にいたるまで、当館の所蔵品より食のうつわの美しい形、豊かなデザインをご紹介します。
1982年10月26日(火)~12月5日(日)
やまと絵最大の流派である土佐派は、室町以後の和様絵画の典型として、小画面にその精緻と艶麗の世界を描き続けました。光信から光起にいたる室町から江戸初期の作品を中心に、住吉派の作品をあわせて展示します。
1982年9月1日(水)~10月17日(日)
庶民の風俗をユーモラスに演じる狂言は、その装束も簡素な中に現実的軽快さを持ち、機知に富んだデザインと色調に溢れています。細川家伝来、永青文庫が所蔵する狂言装束の逸品、約100点が初の一般公開となります。
1982年7月6日(火)~8月22日(日)
わずか十数年の光芒を放った薩摩ガラスは、切子の技法とあいまって、幕末の日本で見事に花開きました。当館収蔵品のほか、鹿児島の尚古集成館をはじめとする各方面から出品された、貴重な作品の数々をご紹介します。
1982年5月18日(火)~6月27日(日)
隣華院は、京洛の禅院を代表する巨刹・妙心寺山内の塔頭です。長谷川等伯による記念的大作、客殿室中襖絵の重文「山水人物図」20面をはじめ、狩野永岳の襖絵や各種汁物など、由緒深い禅院の美術をご清鑑ください。
1982年4月8日(木)~5月9日(日)
本展では"茶の心"を軸にして、足利時代から幕末にいたる茶道と陶磁器の歴史を展観します。国宝、重要文化財など指定品をはじめ、茶道陶芸の名品150点を一堂に集めるという、かつてない規模と内容を誇る展覧会です。
1982年2月2日(火)~3月28日(日)
用と美の芸術として発展してきた、わが国の陶芸。本展は、伝統の中にも豊かな個性に輝く作家たちと、実験的・前衛的な制作に意欲を燃やす若い世代の作家たちの作品を幅広く集め、現代陶芸の進む道を探るものです。
1981年12月28日(月)~1月24日(日)
当館は開館以来、「生活の中の美」をテーマに、展示・収集を行ってまいりました。20年間に集めてきた当館所蔵品の中から100点を厳選し、日本人の多彩な暮らしの美を眺めると同時に、当館の歩みを振り返ります。
1981年10月24日(土)~11月29日(日)
本展はコーニングガラス美術館の所蔵品を中心に、15世紀から20世紀初頭までの、ヨーロッパやアメリカの代表的なガラス工芸を概観するものです。近世以降のガラス工芸にあえて焦点を絞り、その高度の美を探ります。
1981年9月1日(火)~10月11日(日)
寛永13年(1636)、家康公の第21回忌祭礼のために調製された日光山輪王寺の舞楽装束は、散逸、損失もほとんどなく一括して遺された貴重な遺品です。衣装を中心に舞楽面・楽器を含め、約200点を展示します。
1981年7月7日(火)~8月23日(日)
倉敷市下津井の旧家・萩野家の古美術コレクションは、幕末に当主となった休次郎が蒐集したとされるものです。幕末の画家とパトロンとの関係を具体的に示すこれらの所蔵品から、南画・写生画150点余をご紹介します。
1981年5月19日(火)~6月28日(日)
琳派は、やまと絵を中核に伝統絵画を再生し、宗達・光琳・抱一がそれぞれ先代を私淑することで継承されてきました。江戸の町人文化を背景に、いわゆる「江戸琳派」を代表した、酒井抱一の作品を中心に展示します。
1981年3月31日(火)~5月10日(日)
奈良朝に盛んだったろう染は平安朝に入ると急速に衰え、空白の時代を経て近代に再び興ります。本展では近代の?染の染織作家に視点をおきつつ、代表的作品によって現代の創作活動の姿をも伺い、その全貌を探ります。
1981年2月10日(火)~3月22日(日)
故・小林一三氏の遺愛品を収蔵する逸翁美術館より、コレクションの一つの核でもある蕪村と呉春の作品に、四条円山派の作品を加えて紹介します。蕪村とその門人呉春の、俳諧をもとにした詩情溢れる画面をご清覧ください。
1980年12月9日(火)~2月1日(日)
くし・かんざしなど髪飾り300点余とともに化粧道具50点余を展示し、女性たちの己が身を飾る情熱、そして近世市民の創造力の一端を探ります。また、当時の活力が躍動するさまを描いた、風俗屏風も併せてご覧ください。
1980年10月21日(火)~11月30日(日)
京都という土壌の生んだ無二の染色作家、人間国宝・稲垣稔次郎。型絵染の技法でもって絵画的な染色を表出した稲垣芸術の全貌を捉えるべく、きもの・帯・屏風・壁掛・紙型絵染・型紙・陶器など、約100点を展示します。
1980年9月9日(火)~10月12日(日)
大徳寺真珠庵の開祖、一休宗純禅師の500年忌にあたって、真珠庵伝来の名宝の数々をご紹介します。同師の頂相・墨蹟をはじめ、国宝・重要文化財を含む室町末期から江戸初期にかけての作品、100点余をご清覧ください。
1980年7月8日(火)~8月31日(日)
色つきの"びいどろ"、無色の"ぎやまん"、ガラスを表す言葉からは、異国への憧れが感じとれます。びいどろ資料庫より出品された珍しい吹きガラスの数々と併せて、当館所蔵の江戸期における国産ガラスの粋をご紹介します。
1980年5月20日(火)~6月29日(日)
近代の文芸・美術の分野で活躍した芸術家たちの書には、専門の書家とはまた異なった、美的かつ精神的な広がりがあります。画家・作家・歌人などを中心とした書190点余を陳列し、それぞれの人間的魅力を探ります。
1980年4月1日(火)~5月11日(日)
工芸の世界に絢爛の花を咲かせた桃山時代、その意匠に清新さを誇るものとして、辻が花染と織部焼があります。その斬新な創意と卓越した意匠力、近世に至って隆昌を招いた染織と陶磁の旗手たる両者の世界をご覧ください。
1980年2月5日(火)~3月23日(日)
わが国における革工芸の歴史は古く、古代より武具の類や仏具、服飾品などに、強さと温もりのある独特の風趣を示してきました。本展は、奈良朝から明治期に及ぶ革工芸を展観し、その全貌を語る初の試みとなります。
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