ごはんとおつまみレシピ
冷製おつまみの定番といえば、冷や奴。ネギと醤油でシンプルに食べるのもいいけれど、今回はお豆腐に自家製アンチョビをのせて洋風冷や奴にアレンジ! 通常は塩に漬け込みますが、今回は味噌を使用。うま味とコクがアップし、短時間でも熟成された味わいになるんです。さらにローズマリーを加えることで清々しい香りが鰯に移り、金麦の爽やかな味わいとマッチ。ネギの代わりにはきゅうりの千切りを添え、夏らしく仕上げます。
鰯はその名の通り、鮮度の落ちやすい弱い魚。でもアンチョビにすればおいしく長く、楽しめます。作り置きしておくと、いろいろな料理に使えて便利ですよ!
材料(2人分)
手順1 カタクチイワシをおろす
(1)ボールに水をためてカタクチイワシを入れ、手でこすってうろこを取る。(2)キッチンバサミで頭を切り落とし、腹側に切り込みを入れて内臓を取り除き、水でよく洗う。(3)中骨を引っぱり出し、腹骨をそぎ取ったら身を半分に切る。
鰯も七度洗えば鯛の味!?
鰯は、よく洗って臭みを消し、脂を落とせば鯛のような上品な味わいになることから「鰯も七度洗えば鯛の味」といわれています。だから、洗いは丁寧に! 弱い魚と書くように、うろこがはがれやすく、身も柔らか。手でやさしく開いてね。
手順2 アンチョビを作る
バットに味噌をしいてカタクチイワシを並べ、ローズマリーをのせる。さらにその上に味噌をのせて平らにならす。4~5時間おいたら、オリーブ油を加えて軽く混ぜる。
手順3 切る
きゅうりは細切りに、豆腐は食べやすい大きさに切る。アンチョビ(2尾分)を7mm幅に切る。
手順4 盛りつける
器に豆腐を盛ってアンチョビを漬け込んだ味噌(小さじ1~2程度)を塗り、きゅうり、アンチョビをのせる。
完成
アンチョビは味噌に漬け込んだ状態なら冷蔵庫で4~5日間保存可能。
おつまみはもちろん、サラダやパスタに入れたり、おにぎりの具にしてもおいしいですよ!