鵜飼 太祐 食品事業本部 ブランド戦略部 課長 2004年入社 理工学部卒 前職:化粧品メーカー

温かい雰囲気で迎えられ前職のキャリアを存分に活かす

入社前は大手化粧品メーカーで12年間勤務し、主に商品企画とブランドマネジメントを担当していました。転職するにあたって、業界を変わることには多少の不安や戸惑いもありましたが、職場がとても温かい雰囲気で転職者にも分け隔てなく接してもらえたので、すぐに馴染めましたね。入社して最初の3年間は「胡麻麦茶」の開発を担当し、ブランドを無事に立ち上げて市場に送り出した後、2007年秋から「BOSS」チームへ異動となりました。現在は主にブランド戦略の企画立案や損益マネジメント、商品企画など、「BOSS」ブランド全般を統括する役割を担っています。「お客様から何が求められているのか?」を考え、それを形にするという点では化粧品も飲料も基本は同じなので、前職で積んできた経験は十分活かされていると思います。

会社の屋台骨を背負う「BOSS」ブランドを任される喜び

サントリー食品インターナショナルに転職して一番よかったのは、当社の屋台骨を背負う「BOSS」ブランドを任され、自分の裁量で仕事をやらせてもらえていること。小さくまとめることも可能だし、風呂敷を広げてダイナミックな企画を実現することもできる。トップの顔色を必要以上に伺うことなく、やりたいことを自由に口に出して形にできる社風は、前職とは大きく異なる当社の美点だと思います。例えば2012年にBOSSが発売20周年を迎えた際、「何かデカイことをやりたい」と思って企画したのが「1000万円!超ボス電!当たる!」キャンペーンでした。純金メダルを埋め込んだスマホをプレゼントした上、高級ホテルの宿泊や旅行など総額約1千万円相当のサービスを1年間限定で提供するビッグな内容でしたが、普通はこれほどすんなりと実現できないだろうなと、言い出しっぺの私自身も感心したほどです(笑)。

わずか数週間で新商品を開発。まさに「やってみなはれ」

2009年に発売以来、500mlペットボトルのコーヒー飲料で一番売れている「BOSSとろけるカフェオレ」を開発した時のことも印象深いですね。何も形のない状態からわずか2週間で、容器デザインや中味の開発まで漕ぎ着けたんです。缶コーヒーとは違う新たな容器でのヒット商品を生み出そうと、チーム一丸となって必死で市場へ送り出し、結果的に今も売れ続けている。こんなに短期間で新商品を開発し結果を出せるなんて、常識ではあり得ない。普通は最低でも3ヶ月はかかりますから、まさに「やってみなはれ」という感じ。とにかく周りのメンバーも個性的で、自らが主体的に、エネルギーに満ちあふれて“考動”できる人が集まっているので、働いていて本当に楽しいですね。この調子でBOSSを日本一のブランドにして、いずれ世界進出も…というのが心密かな私の野望です(笑)。

前職での主な職務経験

化粧品メーカー時代
  • ■化粧品販売店担当営業
  • ■化粧品 (ベースメイク) ブランドマネージャー
    • ベースメイク市場マネジメント (ブランドマネジメント)
    • 損益マネジメント
    • 商品企画 (コンセプト開発・容器開発)

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