人事関連制度・研修体系

サントリー食品インターナショナルでは経営戦略の実現のために、社員一人ひとりが「ベストプレーヤー」となることを期待し、人材育成の目的を、『自らを変革・成長させていける強い個を育て、その成長を後押しすること』と考えています。 具体的には、入社から退職までのそれぞれのステージにおける「基本研修プログラム」、自律的なキャリア開発を支援する「自己啓発プログラム」や「ワークショップ」「キャリアアドバイス」キャリア開発に関して社員の可能性を広げる、「キャリアビジョン制度」「グローバルチャレンジ制度」になります。

多くの研修や制度は、サントリーホールディングスと共通になります。「真のリーディンググローバルカンパニー」を実現するため、一人ひとりの社員が、「ベストプレーヤーの座を引き寄せる」べく、サントリーグループ全体のリソースを駆使して自律的なキャリア構築を行えるように支援しています。

研修体系

研修体系

入社~退職まで、各成長段階に応じ、様々な学びの場を用意しています。合言葉は、「出る杭は伸ばそう」。与えられたり強制されるのではなく、自らの意志で変革・成長を希望する人、前向きで挑戦的な「出る杭」に対して、様々な施策を用意し、成長を支援しています。様々ある研修の中でもここでは新入社員研修と応募型研修についてご説明します。

新入社員研修

新入社員研修

内定式後、通信教育やパソコン課題等いくつかの課題に取り組んでいただき、入社の準備をしていただきます。入社時にはサントリーホールディングスおよびサントリープロダクツと合同の集合研修を実施、学生から社会人への意識の切替およびマナー習得や会社知識の獲得をします。配属後は、先輩社員が新入社員のコーチャーとなり、仕事への取り組み姿勢やサントリーのDNAを伝達。工場研修も実施して食品メーカーの一員としての意識を醸成します。そして、翌年3月に、独り立ちへの意識付けとステップアップを図るため1年次研修を実施、“新入社員からの卒業”を迎えます。 このような18ヶ月間にわたる手厚い研修によって、新入社員から一人前の戦力となっていくのです。

応募型研修

「自らを変革・成長させていく」後押しをする施策として、サントリーグループ合同で自ら手を挙げて参加する形式の集合研修を開催しています。サントリー食品インターナショナルだけでなく、グループ各社の社員と共に刺激を受けながら異業種交流的に自分を磨くことができます。入社3年目以降から受講が可能で、「プレゼンテーション」「ロジカルシンキング」「マーケティング」「アカウンティング」「語学(英語・中国語)」などといった仕事に直結したスキルの習得ができるプログラムが用意されています。

その他研修

その他にも各部門別に「ベストプレーヤー実現」を後押しする様々な研修を整えています。

人材制度

キャリアビジョン

担当する職務についてやりがいや満足度、および将来的にチャレンジしたい進路(部署・仕事)を申告してもらい、会社の目指す方向や上司の意見を合わせて検討することで、一人ひとりの育成やチャレンジする意欲をサポートしています。

新入社員の配属について

新入社員の配属について

  • 10月の内定式にて、会社の概要・事業展開・組織および各部署の仕事について、詳しく説明します。
  • 1月に入社後どのような仕事をやりたいか、今後どのような仕事を経験したいかといった希望、そして自分の強み(勉強していること、資格、技能等)をキャリアビジョンシートに記入してもらいます。
  • 4月に配属部署を決定しますが、それに際し事前の配属面談を実施し、具体的な部署や勤務地の希望をヒアリングします。但し、配属にあたっては、全社的な要員配置、本人の適性等を総合的に勘案して決定します。

異動について

  • 毎年、キャリアビジョンシートにて、現職務のやりがい・満足度とともに、将来チャレンジしたい仕事や希望する異動先の部門・部署を申告します。それをもとに、上司と面接を通じて率直に話し合います。
  • 上司は、本人が申告した内容に、上司としての意見を加え、個人毎に育成計画書を作成します。

上記のキャリアビジョンシート・育成計画書の情報は社員全員分すべて人事部に送られ、本人の希望と全社の要員配置計画、上司の意見をもとに、ローテーション計画・育成計画を検討し、異動を決定します。

キャリアローテーション

グローバルチャレンジ制度

グローバルチャレンジとは、サントリーグループのグローバルな成長を担う人材を育成するための社内公募施策です。施策は、「トレーニー」「キャリアチャレンジ/ビジネススクール(大学院)留学」となります。

トレーニー

将来海外で活躍できる人材を育成するために、若手社員を海外グループ会社に派遣する制度です。海外での生活や実際の業務を通じて、グローバルビジネスを体感してもらい、特に、語学力、コミュ二ケーション力、異文化理解力を強化します。
派遣先は、オセアニア、欧州、東南アジア、中国、北米、中米と多方面です。

キャリアチャレンジ/ビジネススクール(大学院)留学

グローバルなフィールドで活躍できる中堅層の人材を育成する制度です。
キャリアチャレンジとは、現部署で業務を継続しながら、1年間の育成プログラムを学習し、プログラムを修了した人は異動して、グローバルなビジネスの実務経験を積んで、さらに成長のステップをはかる制度です。
ビジネススクール(大学院)留学とは、現業を離れて、1年間ビジネススクール(大学院)で集中的に学びます。海外もしくは国内のビジネススクールに通学、授業はすべて英語となります。

PAGE TOP