
TOPICS
男性育児休職100パーセントを達成
2025/04/01
#ワークライフバランス
サントリーホールディングス(株)およびサントリー食品インターナショナル(株)は、2024年末に男性社員※1の育児休職取得率100%※2を達成しました。
※1 サントリーホールディングス(株)籍およびサントリー食品インターナショナル(株)籍
※2 「2024年内に5日以上の育児休職を取得した男性社員の数」÷「2024年内に配偶者が出産した男性社員の数」の割合
働き方の多様化を推進するサントリーグループでは、男性の育児参画促進を重要なテーマとして掲げ、育休取得をスムーズにするためのさまざまな施策に取り組んでいます。2011年には育休取得者および周囲の意識醸成をさらに進める目的で、育休の一部を有給化する「ウェルカム・ベビー・ケア・リーブ」を導入し、第一子誕生予定の社員とその所属長を対象に、過去に育休を取得した男性社員の事例共有などをする「ウェルカムベビーセミナー」を実施しているほか、独自の出産育児ハンドブックを作成しています。そのほか復職時に利用可能なシッターサービス費用の補助など、職場全体で育児を支援する体制を整えています。
2024年3月には、社員が「子の誕生予定申請」を行い、所属長と「仕事と育児の両立計画書」を作成・面談するフローを導入。仕事と育児の両立について早期から計画·設計し、所属長とも共有することで、安心して育休に入れる環境を整備しました。
これらの施策が功を奏し、2024年には対象となる男性社員約200人が育休を取得。取得日数の平均は25日、最長で半年となり、政府が掲げる「2025年までに男性の育休取得率50%」という目標を大きく上回る結果となりました。
サントリーグループは、単に制度を整えるだけでなく、性別に関わらず仕事と育児を両立しやすい文化の醸成と、それを柔軟に支えられる組織づくりにも力を入れています。社員一人ひとりがDEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)への理解を深め、個々の能力を最大限に発揮できる環境を提供することで、組織全体の成長を促進していきます。
今後も、すべての社員が自分らしくイキイキと働ける職場づくりを推進し、仕事と育児を両立できる柔軟な組織風土の確立に向けて、さらなる取り組みを続けてまいります。