ごはんとおつまみレシピ
金麦をつかった衣で揚げた、軽やかなアスパラガスのフリット。
アンチョビと味噌を混ぜた香味豊かなソースを添えて。
2016年04月08日
春と夏、2度の旬があるアスパラガス。みずみずしく、甘味がつよい春アスパラガスは、フリットにすればさらに甘味がきわだち、金麦と相性抜群のおつまみになります。これに合うのが、アンチョビ、にんにく、味噌をオリーブ油で炒めてつくるコク深いソース。衣は、小麦粉に金麦を混ぜるだけ。簡単ですが、失敗なく、ふんわり軽やかに揚がります。揚げたてフリットに温かいソースをかけて、木の芽を散らせば、春の宵にふさわしい一品の出来上がりです。
材料(2人分)
手順1 切る(1)
アスパラガスは根元の硬い部分を切り落とす。はかま(茎の節にある三角形のがく)を取り除いて下から3~4cmくらいまでピーラーで皮を剥き、半分の長さに切る。
根元の硬い部分を見分けるコツは
手で曲げてみて、ポキッと折れるところから下が硬い部分なので、切り落とします。また、そこから3~4cmくらい上までは皮が硬いので、ピーラーで剥きます。
手順2 切る(2)
アンチョビ、にんにくをみじん切りにする。
手順3 混ぜる
ボウルに味噌と酒を入れて、よく溶かし混ぜる。
手順4 衣をつくる
小麦粉と金麦を合わせてよく混ぜ、衣をつくる。
手順5 揚げる
アスパラガスを衣にくぐらせ、中温に熱した揚げ油で、カラリとするまで2~3分ほど揚げる。
手順6 ソースをつくる(1)
フライパンにオリーブ油、アンチョビ、にんにくを入れて中火にかける。
手順7 ソースをつくる(2)
香りがたったら溶かし合わせた味噌と酒を加えて炒め、とろみが出るまで1分ほど煮詰める。
油と味噌を十分にまぜ合わせます
油と味噌が一体化するよう、ヘラをつかって1分ほど炒めて、しっかり混ぜ合わせます。また、とろみがつくまで煮詰めます。
手順8 仕上げる
器にアスパラガスのフリットを盛り、アンチョビと味噌のソースをかけ、刻んだ木の芽を散らす。
完成
アンチョビ味噌ソースは、温かい方がおすすめ。蒸し野菜や焼き野菜、茹で豚につけてもおいしいので、ぜひお試しを。