ごはんとおつまみレシピ
冬の鰤は脂がのっておいしく、刺身や照り焼きにするとコクのあるうまみを味わうことができます。でも、今回はちょっとひとひねり。自家製のポン酢でいただく「鰤しゃぶ」をご提案します。ポン酢は、好みの柑橘の搾り汁をたっぷりつかいます。数種混ぜてもいいでしょう。保存容器に入れて冷蔵庫で保管すれば3カ月ほど保ちます。ぜひつくり置きして、冬の鍋のお供にしてください。
材料(2~3人分)
<ポン酢>手順1 沸かす
鍋に醤油、米酢、みりんを合わせ、弱めの中火にかける。煮立って吹き上がる直前に火を止め、昆布と鰹節を加えてそのままおく。
<ポン酢>手順2 冷ます
コンロから外し、しばらく冷ます。粗熱が取れたら柑橘の搾り汁を加える。
<ポン酢>手順3 寝かせる
そのまま1日おき、昆布と鰹節を取り除いてから保存瓶に入れる。
できれば1週間ほどおいて
ポン酢は、1日寝かせたらつかえますが、1週間ほどおくとより味がなめらかになります。冷蔵庫で3カ月ほど保存可能なので、まとめてつくっておくと便利です。
<鰤しゃぶ>手順1 切る(1)
水菜は5~6cm長さのざく切りにする。大根は千切り、長ねぎは斜め薄切りにする。
椎茸は軸を取り除き、半分または4分の1に切る。
<鰤しゃぶ>手順2 切る(2)
鰤は皮を引いてから5~7mm厚さのそぎ切りにする。水菜、大根、長ねぎ、椎茸、鰤を皿に盛り付ける。
<鰤しゃぶ>手順3 沸かす
鍋に出汁の材料を合わせて火にかける。昆布は取り除かず、入れたままにしておく。
<鰤しゃぶ>手順4 仕上げる
出汁が煮立ったら、野菜を加えて煮込みながら、鰤をさっと出汁にくぐらせる。
完成
材料を切って、あとは出汁で煮るだけという簡単な鍋ですが、野菜と鰤のおいしさがストレートに愉しめます。〆は、ご飯を入れて卵で綴じ、浅葱をたっぷり散らしてどうぞ。