ごはんとおつまみレシピ
春の味覚を代表する筍。今回は茹で筍、空豆、湯葉を軽く煮て、最後にとろみをつけて優しい味わいに仕上げます。筍のあの香りと旨味を活かすにはやはり、生を使いたいもの。アク抜きのひと手間が必要ですが、米ぬかと唐辛子を付けて売ってくれるところも増えましたので、ぜひ家で茹でてみてください。水煮を使う場合は、やや厚めに切ってから、沸騰した湯に1~2分さっとくぐらせて使いましょう。甘い空豆と湯葉との組み合わせは、ヘルシーなのに食べ応えのある一皿。鮮やかな彩りも春の食卓にぴったりです。
材料(2人分)
手順1 下ごしらえ(1)
筍の先端を斜めに切り落としてから、垂直に切り込みを入れる。
手順2 下ごしらえ(2)
たっぷりの水を張った鍋に米ぬか、赤唐辛子と一緒に入れて火にかけ、沸騰したら弱めの中火で30分ほど茹で、茹で汁に浸したまま半日置く。
茹でた後、置いてアクを抜きます
筍は茹でた後、茹で汁に入れたまま半日ほど置くことでアクが抜けます。
手順3 切る
筍を水で洗い、切り目から開くようにして皮を剥く。縦に半割りにしてから、厚さ2~3mmの薄切りにする。
手順4 茹でる
空豆を沸騰した湯に入れて1~2分茹で、ザルにあげて塩を振っておく。
空豆は熱いうちに塩をふります
ザルにあげたら熱いうちに塩をふり、そのまま冷まします。ゆっくり冷めてゆく間に、塩味が程よく浸透します。
手順5 剥く
空豆の粗熱が取れたら薄皮を剥く。
手順6 戻す
湯葉はひと口大に手で割り、水に5~10分ほど浸けて戻す。
手順7 煮込む
フライパンに鶏ガラスープ、筍、空豆、湯葉を入れて中火にかけ、軽く煮込む。
手順8 仕上げる
こしょうで味を調え、水溶き片栗粉でとろみを付けたら、仕上げにごま油を加えて火から下ろし、器に盛る。
完成
冷めると食感が変わってしまうので、ぜひ出来立てを召し上がれ。空豆に代えて、さやえんどうやグリーンピースでも春の香りが愉しめます。