ごはんとおつまみレシピ
油淋鶏(ゆーりんちー)に香味野菜のサラダをのせて、香ばしい桜海老ソースをたっぷりと。
2017年04月28日
漁期が年二回に限られる桜海老。鮮やかなピンクは、春を思わせる色合いです。今回は、油淋鶏をサラダ仕立てにして、桜海老を使ったソースを合わせます。素干し桜海老は、カルシウムなどの栄養素が豊富で、旨味たっぷり。乾煎りして香ばしさを立たせてから使います。クレソン、セリ、セロリなどの香味野菜には、隠し味にレモンの薄切りを忍ばせて和えることで、柑橘の清涼な香り、苦味、酸味がよいアクセントに。ピクニックランチの一品にもぴったり、ボリュームたっぷりのサラダです。
材料(2人分)
手順1 下ごしらえ(1)
鶏もも肉は筋を切ってから余分な脂肪を取り除き、縦半分に切る。
手順2 下ごしらえ(2)
バットやボウルなどに鶏肉と醤油、酒、おろし生姜を入れてよく揉む。小麦粉を加えてさらに揉み込む。
調味料と小麦粉はよく揉み込んで下味を付けます
水分が肉に吸収されるまで調味料をよく揉み込んでから、小麦粉をまぶして揉みこみます。こうすると下味に小麦粉の香ばしさが加わります。
手順3 揚げる(1)
片栗粉を全体にまぶし、120~130℃の揚げ油で揚げる。
手順4 揚げる(2)
全体が色付いたら一度引き上げ、180~200℃の高温で二度揚げする。
二度揚げで、カリッと香ばしく
低温で揚げているときは衣が剝がれやすいので、なるべく触らないこと。高温の油に入れたら1~2分で引き上げて油を切ります。
手順5 切る
野菜はそれぞれ、ひと口大に切る。
手順6 桜海老ソースをつくる
フライパンで桜海老を乾煎りしてボウルに入れ、調味料を加えて混ぜ合わせ、桜海老ソースをつくる。
桜海老は乾煎りして香りを立たせます
フライパンで乾煎りして十分に香りを立たせてから、調味料を加えて混ぜ合わせます。
手順7 混ぜる
桜海老ソースに野菜を入れて絡める。
手順8 仕上げる
鶏もも肉をひと口大に切って皿に盛り、上に桜海老ソースと絡めた野菜をのせる。
完成
野菜と鶏から揚げを分けておけば、アウトドアのお弁当にも。食べるときに桜海老ソースと和えれば、食感もフレッシュなまま愉しめます。