ごはんとおつまみレシピ
山菜の王様、たらの芽を牛肉と一緒に味噌炒めに。
食べ応えたっぷりのメインディッシュです。
2018年04月13日
「山菜の王様」とも呼ばれるたらの芽は、天ぷらや和え物など、シンプルにそれだけで食べられることが多い素材です。もっとボリューム感のあるおかずにするなら、たとえば薄切りの牛肉と炒め合わせてみてはいかがでしょう。たらの芽と相性のよい味噌や油を使って、こっくりと甘めの味付けに仕上げれば、ご飯によく合う一皿になります。春に採れる山菜類は、調理前の下処理が大切。軸が硬めのたらの芽も、火をとおす前のひと手間や炒める前に軽く茹でておくことで、味も香りもしっかりと引き出せます。
材料(2~3人分)
手順1 下ごしらえ
たらの芽は根元の硬い部分を切り落とし、根元に十字の切り込みを5mm深さほど入れる。(太ければ縦半分に切り、根元に5mm深さほどの切り込みを入れる)
下処理で火のとおりをよくする
たらの芽は付け根の硬い部分に下処理をしておきます。食感が均一になり、色鮮やかに仕上がります。
手順2 切る(1)
牛肉は食べやすい大きさに切る。
手順3 切る(2)
生姜はせん切りにする。
手順4 たれをつくる
ボウルに味噌、酒、砂糖を合わせよく混ぜる。
手順5 茹でる
鍋に湯を沸かし、煮立ったら下ごしらえしたたらの芽を中火で1分ほど茹で、ザルに上げて水を切る。
手順6 炒める(1)
フライパンに油を熱し、牛肉を中火で炒め、塩をふる。
手順7 炒める(2)
牛肉の色が変わったら茹でたたらの芽とせん切りにした生姜を加えさらに炒める。
手順8 炒める(3)
全体に油が回ったら、たれを加え1分ほど炒め、器に盛る。
完成
こっくりした甘味噌味に仕上げたたらの芽は、ほろ苦さとのバランスが絶妙で、白いごはんにぴったり。牛肉以外にも、豚肉などで愉しんでも。