ごはんとおつまみレシピ
味噌や日本酒が隠し味の、和のクラムチャウダー。
仕上げに木の芽を添えて香り高い春のスープに。
2018年04月27日
爽やかな独特の香りや、鮮やかな緑が存在感抜群の木の芽は、ほんの少量でも旬を感じさせてくれる和のハーブの代表格。同じく春が旬のアサリを使ってクラムチャウダーをつくります。スープのベースにつかう白ワインは日本酒に置き換え、隠し味には白味噌を少し加えて、ひねりのきいた和風仕立てに。仕上げにあしらう木の芽の香りが、重要なアクセントです。
材料(2~3人分)
手順1 下ごしらえ(1)
アサリを平らなバット(タッパーなどでも可)に敷き、被らない程度の塩水(3%ほど)に浸して、新聞紙などで蓋をし2時間ほど静かな場所におき、アサリの砂抜きをする。
アサリが好む薄暗い環境をつくります
アサリは重ならないよう、平らに広げて。新聞紙などで蓋をし、暗くします。
手順2 下ごしらえ(2)
砂抜きしたアサリを水洗いし、ザルに上げて水を切る。
手順3 蒸し煮する
鍋にアサリ、酒、水大さじ2(分量外)を合わせ、蓋をして中火にかける。口が開いたらざるに上げ、アサリと煮汁を分ける。
手順4 外す
アサリの半量の身を外す。半量は殻付きのままにする。煮汁は取っておく。
アサリは取り出しておきます
加熱で硬くなりやすいアサリは取り出しておき、スープの仕上げ直前に戻します。
手順5 切る
じゃがいも、玉ねぎ、セロリ、ベーコンは1~1.5cm角に切る。
手順6 炒める(1)
鍋にバターを中弱火で熱し、溶けたら刻んだ野菜とベーコンを加え、しんなりするまで炒める。
手順7 炒める(2)
水大さじ1(分量外)と小麦粉を加え、粉っぽさがなくなるまで炒める。
手順8 煮る
水200ml(分量外)とアサリの煮汁を加えて、じゃがいもが柔らかくなるまで煮る。
手順9 調味する
白味噌を溶き入れ、生クリームを加える。温まったらアサリを加え、火を止める。
手順10 仕上げる
味を見て、塩、こしょうで味を調える。器に注ぎ、木の芽を散らす。
完成
アサリの出汁とバターや野菜の旨味が詰まったスープは、パンにもごはんにもよく合います。春に出回る、大きめのはまぐりでつくるのもおすすめです。