ごはんとおつまみレシピ
春の訪れを味わいで実感できる、野山の山菜や春野菜たち。緑色のコントラストも様々で、ほろ苦さや香りの個性も強く、味わいの良さもこの季節独特の魅力です。気軽にたっぷり食べたいときは、フライパンでじっくり火を通す蒸し焼きがおすすめ。アンチョビなど塩気の強い素材を少量加えて野菜そのものの味を引き出すのがコツ。仕上げにポーチドエッグをのせて、黄色いマイルドな卵黄を絡めながらいただけば、春を堪能できる一皿が完成です。
材料(2~3人分)
手順1 茹でる(1)
卵をボウルに割り入れる。
手順2 茹でる(2)
鍋に湯800mlを沸かし(分量外)、酢を加え、真ん中にそっと卵を入れる。
手順3 茹でる(3)
すぐに白身部分が固まるので、箸やスプーンなどを使い黄身を包むように、白身を寄せる。
スプーンや箸を使って白身の形を整える
自然に白身が固まってくるので、あまり触り過ぎない程度に形を整えましょう。
手順4 冷ます
3分ほど茹でたらレードル(おたま)などでそっとすくい、水が入ったボウルにそっと落とす。
手順5 拭く
手で触れるほどに冷めたらすくい上げ、キッチンペーパーで水分を拭きとる。
手順6 切る
スナップエンドウは筋を取り、両端を3mmほど切る。アスパラガスは根元の硬い部分を切り落とし、1cm厚さの斜め切りに。菜の花は半分の長さに切る。
手順7 炒める(1)
フライパンにアンチョビ、潰したにんにく、オリーブ油を合わせて火にかける。香りが立ったら野菜と水を加えてざっと混ぜ、中弱火にし、蓋をする。
手順8 炒める(2)
途中2~3回、野菜の上下を返しながら、5分ほど蒸し焼きにする。
手順9 仕上げる
器に野菜を盛り、ポーチドエッグをのせ、パルメザンチーズ、塩、こしょう、オリーブ油(分量外)をふる。
完成
アンチョビやパルメザンチーズの塩気が心地よいアクセントに。ポーチドエッグを崩し、混ぜながらいただきます。