ごはんとおつまみレシピ
寒い季節の根菜は、甘さや旨味をたっぷり蓄え、食べると体がほっこり温まります。旬のおいしさを、シンプルにオーブン焼きで愉しみましょう。この時期、甘味がピークになるにんじん、さつまいも、蓮根を、皮付きのまま使います。バターやオリーブ油をかけてオーブンに入れ、約40分、じっくりと蒸し焼きにします。カットは大きさや形状を工夫して、3種とも同時においしく焼き上げます。南欧テイストのアンチョビパセリソースは、にんにくやアンチョビがきいた食欲をそそる味わい。色鮮やかな根菜と濃い緑色のソースの組み合わせは、春を先取りしたかのような華やかさです。
材料(2人分)
手順1 切る
にんじんは皮付きのまま縦4等分に切る。さつまいも、蓮根は太さを揃えて2~3㎝厚さの輪切りにする。
皮は焼くと香ばしさが増します
にんじん、さつまいも、蓮根の皮は焼けば香ばしく、また栄養分も集まっているので、剥かずに皮付きのまま使います。
手順2 並べる
耐熱容器に根菜を重ならないように並べる。
手順3 下味をつける(1)
にんじん、さつまいもにバターをちぎってのせ、塩をふる。
手順4 下味をつける(2)
蓮根にオリーブ油をかけ、塩をふる。
手順5 焼く(1)
容器の上にアルミホイルを被せて蓋をして、オーブンに入れる。
蓋つきの鋳物鍋があれば
蒸し焼きにしたいのでホイルで蓋をします。耐熱で蓋付きの鋳物鍋があればそちらを使ってもよいでしょう。
手順6 焼く(2)
予熱をスタートさせ、220℃で約40分蒸し焼きにする。串がすっと通ったら焼き上がり。オーブンから取り出す。
手順7 ソースをつくる
アンチョビパセリソースの材料(イタリアンパセリ、アンチョビ、ケイパー、にんにく、オリーブ油、レモン汁、塩)をミキサーにかけてなめらかなソースをつくる。
手順8 仕上げる
焼き上がった根菜を皿に並べ、アンチョビパセリソースを添える。
完成
根菜の凝縮された味は冷めても変わりません。またアンチョビパセリソースは蒸し野菜や牡蠣、焼いた肉や魚にかけても合います。