ごはんとおつまみレシピ
香ばしく揚げ焼きにしたワカサギと九条ねぎが後を引く、旬のごちそうパスタ。
2017年02月24日
氷上でのワカサギ釣りは冬の風物詩。釣ったその場で食べる天ぷらの味はまた格別だそうです。骨が細くやわらかくて丸ごと食べられるので、下ごしらえ要らずで調理が簡単。クセのない味で子供からお年寄りまで人気の食材です。揚げ物や甘露煮などが一般的ですが、今回は多めのオリーブ油で揚げ焼きにし、粗く刻んで、にんにく、唐辛子、九条ねぎと炒め合わせたスパゲティをつくります。最初に塩水で洗えば生臭さも気になりません。仕上げに香ばしい香草パン粉をトッピング。旬を堪能できるごちそうスパゲッティです。
材料(2~3人分)
手順1 香草パン粉をつくる(1)
フライパンにオリーブ油、にんにくを入れて中火で熱し、香りが立ってきたらパン粉を加えてこんがり色付くまで炒める。
手順2 香草パン粉をつくる(2)
イタリアンパセリ、タイムの葉、レモンの皮のすりおろしを加え混ぜ、火から下ろして冷ましておく。
手順3 下ごしらえ
ワカサギは塩水で洗い、水気をよく拭き取ってから小麦粉を全体にまぶしつける。
塩水で洗って
ワカサギは塩水で洗うと生臭さが取れやすいと言われます。水気をよく拭き取ります。
手順4 切る
九条ねぎは斜めに刻み、唐辛子は半分に切る。アンチョビは粗く刻む。
手順5 揚げ焼きにする
フライパンに多めのオリーブ油を熱してワカサギを入れ、中弱火で両面がこんがりするまでじっくり揚げ焼きにする。
中弱火でじっくり揚げ焼きに
ワカサギはじっくり揚げ焼きにして、両面をカリッと焼き固めます。
手順6 刻む
トッピング用に2〜3尾を残し、残りのワカサギを粗く刻む。
手順7 炒める
ワカサギを取り出したフライパンに、潰したにんにく、唐辛子を加えて熱し、よい香りがしてきたらアンチョビ、九条ねぎ、刻んだワカサギを加えてさっと炒める。
九条ねぎは軸から先に炒めます
九条ねぎは固い軸の部分から先に炒め、後から葉の部分を加えて炒め合わせて火の通りを同じにします。
手順8 茹でる
スパゲッティは塩を入れたたっぷりの湯で規定の時間茹でる。
手順9 絡める
具材を炒めたフライパンに茹で上げたスパゲッティを加えて絡め、塩、こしょう、茹で汁で調味する。
茹で汁も使って
茹で汁を少量加えると、なめらかなソースになって、絡みやすくなります。
手順10 仕上げる
器に盛り、トッピング用のワカサギをのせ、香草パン粉をふる。
完成
余った香草パン粉は保存もできます。サラダや蒸し野菜にかければ、香ばしいアクセントになります。