ごはんとおつまみレシピ
香り豊かな新ごぼうを、皮付きのままふんわりとささがきに。
トマトとクレソンで爽やかな香りと酸味を加えて、すき焼き仕立てでいただきます。
2016年03月25日
年中、店先に並んでいるごぼうですが、春に出回る新ごぼうは、香りがよくてとても柔らか。そんな新ごぼうを主役に、相性のよい牛肉と合わせて、すき焼き仕立てにしました。香りを大切にしたいので、新ごぼうは皮をむかず、ふんわりとささがきにします。一見面倒なように思いますが、ピーラーを使えば、あっという間です。またトマトとクレソンも鍋に入れて、爽やかな香りと酸味をプラス。割り下の甘辛い味をすっきりとまとめてくれます。卵でとじても美味。食べ応えたっぷりのご馳走メニューです。
材料(2人分)
手順1 ささがきにする
新ごぼうは洗って、皮付きのままピーラーで薄く削って水に放ち、5分ほど浸してからザルにあげて水気を切る。
皮はむきません
新ごぼうは皮に香りと風味があります。また柔らかいので、むかずにつかいます。
手順2 切る
トマトは6〜8等分、玉ねぎは16等分のくし切りにし、クレソンは食べやすい長さに切る。
手順3 割り下をつくる
鍋に割り下の材料を合わせ、ひと煮立ちさせて火を止める。
割り下は沸騰させて
割り下の材料を合わせたら火にかけてひと煮立ちさせ、砂糖を溶かしてみりんのアルコール分を飛ばします。
手順4 焼く
すき焼き鍋に油を引いて中火にかけ、皮を下にしてトマトを入れる。
手順5 炒める
新ごぼうと玉ねぎをトマトから離して入れ、1分ほど炒める。
トマトが崩れすぎないよう注意
トマトが崩れすぎないように皮を下にして鍋に入れ、新ごぼうと玉ねぎを炒めるときはトマトに触らないよう注意します。
手順6 煮る(1)
割り下を注ぎ入れ、玉ねぎがしんなりするまで煮る。
手順7 煮る(2)
鍋の具を片側に寄せ、空いた場所に牛肉を広げて煮る。
手順8 煮る(3)
牛肉の色が変わってきたらクレソンを加え、さっと煮る。
完成
クレソンの色が変わり全体に火が通ったら、割りほぐした卵に絡めながらいただきます。温かいごはんにのせて、〆の丼にしても。