ごはんとおつまみレシピ
リゾットと炒飯。いずれも上手につくるのにはちょっとコツを要する料理ですが、その両方のおいしいところが一緒に愉しめて、しかもフライパンで簡単にできるのがこちら。牡蠣ときのこから出た旨味をたっぷり吸った「リゾット風炒飯」です。白米ではなく五穀米、さらに豆をプラスしてつかうことで、もっちりした食感に仕上がり、冷めてもおいしさをキープ。コツは、だしを沸騰させたところに、炊き上げたごはんを入れること。フライパンで炒めるので、おこげもちゃんとできます。リゾットでもなく炒飯でもなく、でもそのどちらのおいしさも兼ね備えた新感覚ごはん。お米好きならずとも、ぜひ一度試してみてください!
材料(2~3人分)
手順1 洗う
牡蠣は片栗粉をまぶし、水を張ったボウルに入れて揉み洗いしてから、流水で洗い流す。
片栗粉が灰色に濁るまで揉みます
片栗粉が牡蠣の汚れを吸着し、灰色に濁ってきます。牡蠣の身が潰れないよう、優しく丁寧に揉みます。
手順2 下茹でする
鍋に湯を沸かし、洗い終わった牡蠣を中強火で30秒ほどさっと茹でてザルに上げる。
手順3 切る(1)
きのこ類はすべて大きめのみじん切りにする。
手順4 切る(2)
下茹でした牡蠣を同様の大きさにブツ切りにする。
手順5 炒める(1)
フライパンにサラダ油を熱し、きのこがしんなりしてつやが出るまで中火で炒める。
手順6 炒める(2)
オイスターソース、醤油を加え、全体に絡まったら鶏ガラスープを注ぎ入れる。
手順7 炒める(3)
ひと煮立ちさせたら炊いた温かい五穀ごはん、ミックスビーンズ、牡蠣を加える。
白米より雑穀や豆入りのごはんを
玄米や雑穀、豆類が入ったごはんは白飯よりも粘り気が少ないので、仕上がりも糊状にならず、冷めても固まりにくいです。
手順8 炒める(4)
ご飯に汁気を吸わせるように、汁気が無くなるまで中強火で炒め煮する。
完成
リゾットのしっとり感と、炒めてできたおこげのパリパリも味わえる。お米料理の“おいしいとこ取り”!冷めてもおいしいのでお弁当にもおすすめです。