ごはんとおつまみレシピ
たまには、年越し蕎麦も趣向を変えて、揚げ蕎麦+餡かけの皿うどんスタイルで。
具もたっぷり、味わいもしっかりで、食べ応えもご馳走感もアップします!
2014年12月19日
年越し蕎麦の風習は江戸時代からあったそうで、切れやすい蕎麦に「今年の厄災を断ち切る」との願いを込めたと言われています。蕎麦は1年中食べられますが、11月頃から出回る新蕎麦は特に香りが良く、これから歳末にかけては打ちたての生蕎麦も手に入り易くなります。そこで今年はちょっと趣向を変えて、生蕎麦を揚げて具だくさんの餡をかけた年越し蕎麦にしてみては。ほぐした麺は揚げ油の中で広がりやすいので、箸で寄せながら揚げるのがコツ。蕎麦の香ばしさに出汁のきいた熱々の餡が良く合い、食べればほっこり温まります。市販の茹で蕎麦でも作れますので、ぜひお試しを。
材料(2人分)
手順1 ほぐす
生蕎麦を手でほぐして、一人前(100g)ずつにまとめる。
生蕎麦がおすすめ
茹でた乾麺は水分が多く、油がはねやすいため、おすすめしません。生蕎麦がない場合は、市販の茹で蕎麦でも代用できます。
手順2 揚げる
170~180℃の油でからりとするまで揚げ、油を切っておく。
麺を寄せながら
生蕎麦は油に入れるとどんどん広がりだすので、箸で麺を寄せながら揚げます。7~8割ほど揚がったら、裏返して全体をからりと揚げます。
手順3 下ごしらえ
海老は殻を剥く。背ワタがあれば取り除く。
手順4 切る
青ねぎは斜め切りに、白菜は縦半分に切ってから4㎝の長さに切る。
手順5 炒める(1)
フライパンに油を薄く引き、海老を炒める。海老の表面が赤くなったら、白菜と青ねぎを加えてさらに炒める。
手順6 炒める(2)
出汁、みりん、醤油を注ぎ入れて混ぜ、ひと煮立ちさせる。
出汁と調味料は合わせておく
出汁、みりん、醤油は先に合わせておき、フライパンに注ぎます。
手順7 餡を作る
火を弱めて白菜がしんなりするまで煮たら、片栗粉を水で溶き、炒めた海老、白菜、青ねぎに加えてとろみをつけ、そのまま2分ほど火にかける。
手順8 盛る
器に揚げ蕎麦を盛って餡をかけ、おろしわさびを添える。
完成
餡の具材は海老以外に肉やお好みの野菜を加えても。揚げ蕎麦は、餡がしみて麺が少ししんなりしてからでもおいしいですよ。