ごはんとおつまみレシピ
ねっとりした里芋、弾力のあるお麩が主役の、和風グラタン。
味噌、生クリーム、粉チーズのコクと香りが、素材を引き立てます。
2013年09月20日
暑さもピークを過ぎると、ほっこりした南瓜や栗、里芋が恋しくなります。夏場は敬遠されがちな、クリーミーなソースやオーブン料理も、再び喜ばれる季節です。その代表格のグラタンは、大人も子供も大好きですが、ホワイトソースから手づくりしようと思うと、手間なもの。そこでおすすめなのが、材料を混ぜるだけの簡単ソース。生クリーム、チーズ、味噌を合わせてコク深く仕上げます。乳製品をたっぷり使うので、味わいはとてもリッチです。今回は、里芋とお麩を主素材にしましたが、お麩の代わりに旬のきのこなどを入れてもおいしいです。ねっとりした里芋と、もっちり柔らかいお麩にソースが絡み、肉や魚が入らなくてもボリューム満点。あとは焼くだけ、というところまで下ごしらえしておけるので、お友達を招いてのホームパーティでも大活躍。食卓の主役になること間違いありません。
材料(2人分)
手順1 お麩を戻す
お麩をたっぷりの水に20~30分浸ける。
手順2 お麩をちぎる
お麩の水気をしっかりと絞り、食べやすい大きさに手でちぎる。
手順3 里芋を茹でる
里芋はよく洗い、皮付きのまま、すっと竹串が通るまで5~10分ほど茹で、ざるにあげ、皮を剥く。キッチンペーパーなどで包みながら剥けば、手作業でも簡単。固い部分は包丁などで取り除き、一口大に切る。
皮付きで茹でて!
皮を剥く前に茹でれば、香りや旨味が逃げないほか、粘りも出ず、その後の調理も簡単に。ただし、茹で過ぎると皮が剥きづらくなるので注意。
手順4 ソースに味噌を溶く
ボウルに生クリームを入れ、味噌を溶き入れる。
手順5 ソースを混ぜる
すりおろしたパルメザンチーズと白こしょうを加えてよく混ぜる。
手順6 器に盛り込む
耐熱容器に里芋とお麩を並べ、グラタンソースを流し入れる。
手順7 オーブンで焼く
表面にチーズを散らし、180℃に温めたオーブンで15~20分ほど焼く。
チーズの量はほどほどに
チーズをたくさんかけすぎると、味噌の味が負けてしまうので、少し控えめに。
完成
こんがり焼き目がいい香り。里芋にもお麩にもコク深いソースが絡んでボリューム満点。アツアツとろとろの焼きたてを召し上がれ。