ごはんとおつまみレシピ
8月〜9月半ば頃に収穫される茄子は、皮が薄くて果肉が締まり、一年のうちでもっともおいしいといわれています。その茄子を蒸して、さっと茹でた豚肉、たっぷりの香味野菜と甘酸っぱい梅肉だれで和えものにしました。梅肉だれは、塩気も酸味も強い昔ながらの梅干しでつくるとメリハリのある味に仕上がります。蒸した茄子のとろりとした食感は、常温のままでもおいしいですが、この季節は冷製がおすすめ。脂が固まりやすい豚しゃぶは常温で、それ以外の材料は冷蔵庫でよく冷やしておき、食べる直前に和えるのがポイント。栄養豊富な豚しゃぶと梅パワーが、夏の疲れによく効きます。
材料(2人前)
手順1 混ぜる
梅肉だれの材料を混ぜ合わせる。
梅干しの塩分で味を調整する
今回は、昔ながらの塩分19%の梅干しを使用しました。うす塩タイプの梅干しを用いる場合、塩を適量加えて味を調整します。
手順2 蒸す
茄子のヘタを切り落として縦半分に切り、蒸気の立った蒸し器で15~20分程蒸す。竹串がすっと通るくらいになったら蒸し器から出して冷ます。
電子レンジを使用しても可
蒸し器がない場合、電子レンジで蒸し茄子にしても。水にくぐらせてからラップをして、600wで3~4分ほどの加熱が目安です。
手順3 裂く
蒸し茄子の粗熱が取れたら、縦4~6等分になるよう手で裂く。和える直前まで冷蔵庫で冷やす。
手順4 切る
玉ねぎは薄くスライスし、茗荷は縦にせん切りに、きゅうりは縦半分に切ってから斜め薄切りにする。和える直前まで冷蔵庫で冷やす。
野菜の長さは揃える
使用する野菜は長さをすべて揃えておくと、たれが絡みやすく口当たりも良くなります。
手順5 茹でる
鍋に湯を沸かして豚肉をくぐらせ、肉の色が変わったらキッチンペーパーを敷いたバットなどにとって冷ます。
手順6 和える
梅肉だれを入れたボウルに蒸し茄子と茹でた豚肉、カットした野菜を入れて和える。
食べる直前に和える
和えものは時間をおくと水っぽくなり、味がぼやけます。おいしくいただくには、食べる直前に和えることがポイントです。
完成
大ぶりの器にたっぷり盛って!茗荷の代わりにさっと湯がいた苦瓜(ゴーヤ)や生トマト、豚肉の代わりに茹で鶏を用いても、梅肉だれと相性がよいでしょう。