ごはんとおつまみレシピ
たっぷりの夏野菜を昆布の粘りでまとめた「だし」に旬のヤングコーンを加えて、みずみずしく軽やかに!
2019年06月14日
小さく角切りにした夏野菜を、香味野菜などと和えていただく山形の郷土料理「だし」。暑くて食欲がない時にも、さらりと食べられるのが魅力です。今回は、「だし」に旬のヤングコーンを刻んで入れ、歯ごたえとボリュームをプラスしました。食べやすさの決め手は、一緒に加えた昆布。スルスルと入っていくらでも食べられます。レシピでは納豆昆布を使いましたが、がごめ昆布やとろろ昆布など、粘りの強い細切り昆布でもOK。ネバネバ効果でヘルシーさもアップするので、ジメジメした梅雨にこれで元気をチャージしましょう。そのまま食べるのはもちろん、冷奴にのせておつまみにしても、ほかほかごはんにのせてもおいしくいただけます。切ってあえるだけで手軽にできるので、ぜひ試してみてください。
材料(2人分)
手順1 茹でる
鍋に塩少量(分量外)を加えた湯を沸かし、ヤングコーンを3分ほど茹でてザルに上げ、粗熱を取る。
皮付きヤングコーンは皮とひげをとって茹でる
旬の初夏には、採れたての皮付きヤングコーンが出回ることも。そんな皮付きを使う場合は、皮をむいてひげをとってから茹でます。
手順2 切る(1)
ヤングコーンを縦半分(太いものは4分の1)にしてから5~7mmの厚さに切る。
手順3 切る(2)
茄子、きゅうり、茗荷は5~7mm角ほどに切り、塩小さじ1を溶かした500m1の塩水に素早く5分ほど浸す。
茹で野菜は必ず塩水に漬ける
塩水に漬けるのは、アク抜きと色留めのほかに、野菜の水気を出す効果があります。こうすることで漬け汁が薄まりにくい効果も。
手順4 絞る
浸した野菜類をザルに上げて水を絞る。
水はしっかり絞る
ここで水をしっかり絞ることで、味が入りやすくなります。キッチンペーパーなどに包んで絞ってもよいでしょう。
手順5 切る(3)
生姜はみじん切り、大葉は粗みじん切りにする。
手順6 混ぜる
ボウルに、下ごしらえをした野菜と薬味(生姜、大葉)、納豆昆布を混ぜ合わせる。
手順7 なじませる
漬け汁の材料を加えてよく混ぜ、冷蔵庫で2時間ほどおいて味をなじませる。
完成
角切りにした野菜に昆布がからんで、おつまみにもおかずにもおいしい一品に。昆布の代わりにオクラを入れると、さらにさっぱり仕上がります。