ごはんとおつまみレシピ
採れたてとうもろこしを、香ばしく焼いて炊き込みご飯に。
アボカドで彩りとコクをアップ!
2014年06月06日
夏ももうすぐ。 露地物(ろじもの)のとうもろこしが出始めました。みずみずしくて甘い生とうもろこしは、茹でるより焼くのがおすすめ。香ばしく、甘味もギュッと凝縮します。シンプルにそのまま食べてもおいしいけれど、今回はごはんに炊き込んでみました。とうもろこしにはあらかじめ、しっかり焦げ目をつけてから、芯と一緒に炊き込みます。仕上げに加えるアボカドでコクが増し、青ねぎを散らせば味が引き締まります。バターは、アボカドの変色防止に役立つので必ず加えて。色鮮やかな黄色と緑は、お弁当に詰めても喜ばれますよ。
材料(4~5人分)
手順1 とぐ
米をとぎ、ザルに上げて30分ほどおく。
手順2 焼く
焼き網か魚焼きグリルで、とうもろこしを焼く。時々回し、全体に焼き目をつける。
焼き目を付けましょう
とうもろこしに焼き目をつけることが大切。香ばしくなり、甘みも凝縮します。
手順3 削ぐ
手で触れる程度まで冷めたら、包丁で実を削ぎ取り、芯は1/2本分を1㎝の輪切りにする。
手順4 炊く
炊飯器に米、とうもろこしの実と芯、水、酒、塩、淡口醤油、昆布を入れて炊く。
芯も使います!
芯も一緒に炊き込めば、甘くて良い香りがさらにアップ。炊けた後に昆布と一緒に引き上げます。
手順5 切る
アボカドの皮を剥き、1㎝四方ぐらいの食べやすい大きさに切る。
アボカドの、上手な実の外し方
中央の大きく硬い種に刃が当たるまで差し込み、縦に一周、種に沿って切れ目を入れます。分かれた実をねじるように回すと二つに外れます。包丁の角を種に突き刺してねじれば、簡単に外れます。
手順6 ほぐす
炊きあがったら、とうもろこしの芯と昆布を引き上げ、ごはんを全体にほぐす。
手順7 混ぜる
バターとアボカドを半量入れ、さっくりと混ぜる。全体に行き渡ったら残りを入れ、混ぜる。2回に分けて加えることで、混ぜやすくなり、アボカドの身崩れも防ぎます。
アボカドとバターは炊けてから混ぜる!
アボカドは時間が経つと変色するので、ごはんが炊ける直前に切って。バターを一緒に混ぜこむことで、アボカドの鮮やかな緑がコーティング効果で保たれます。
手順8 仕上げ
器に盛って、青ねぎをのせる。
完成
バターとアボカドを混ぜ合わせる代わりに、ベーコンを一緒に炊き込んでもボリューム満点。もしくは、水切りした缶詰の帆立貝柱をほぐしたものを代わりに炊き込んでも風味豊かな味わいになります。