世界のワイナリー
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オークやローズマリーなど南仏特有の潅木地“ガリッグ”の中に突然開けるのがマス ド リュネスのぶどう畑。“マス”とは南仏の言葉で“大きな農家”という意味。
もともとは、オリーブ栽培や羊を飼う農家を1936年にジャンジャン家が買い取り、少しずつぶどう畑に転換してきた。
1,000ヘクタールの広大な土地にぶどう畑は80ヘクタール。隔絶された環境はオーガニック栽培に適し、2013年にエコセールの認証を、2019年にはサスティナブルな環境経営の取り組みが認められ、フランスでも最高レベルの環境認証「HVE*」のレベル3を取得している。
1936年 | オークやローズマリーが生い茂るガリッグに囲まれた土地を、ジャンジャンファミリーが取得。一家の住まいと農園として開墾をスタート。丘の上からは月が美しく見えることから、いつしか「マスドリュネス」(月の家)と呼ばれるようになった。 |
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2013年 | マス ド リュネスの畑がオーガニック認証を取得。ぶどうの他、オリーブもオーガニック栽培している。 |
2019年 | 環境に配慮した取り組みが認められ、フランスでも最高レベルの環境認証「HVE」のレベル3を取得。 |
マス ド リュネスの地層を大学研究機関と共同で分析したところ、谷底の畑はかつて地中海の潟湖(ラグーン)であった。
粘土質の上に小石状の石灰岩が広がる畑は保水性と水はけのバランスが良く、フレッシュさとミネラル感あふれるエレガントなワインを生み出す。
酵母はマス ド リュネスに自生する野生酵母を300種以上採取し、 最適な酵母を取り出すことに成功。
現在はこのオリジナル酵母を培養し、ワイン醸造に使用している。
スクレ ド リュネス
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スクレ ド リュネス
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スクレ ド リュネス
シラー