サントリーグループでは、毎年5月を「世界中のサントリアンが改めてお客様に向き合う機会」と位置付け、組織で、また個人で、お客様志向の意義や考動実践の必要性を再確認しています。部署単位では「自部署にとってのお客様は誰か」「お客様志向でできることは何か」等をテーマにディスカッションを実施。さらに、従業員一人ひとりが年初に宣言した「お客様志向アクション宣言」の内容を振り返り、お客様志向での考動を起こすきっかけづくりをしています。

私たちにとっての「お客様」とは、サントリーグループの製品やサービスを利用される消費者の皆様だけを指しているのではありません。飲食店様やお取引先様・協力会社様はもちろん、地域コミュニティや社内の関連部署、われわれ従業員に至るまで、関わる全ての人々を指しています。

代表取締役社長の新浪自身も毎年この時期になるとお客様センターを訪れ、お客様の生の声を直接聞くようにしています。この激動の時代おいてお客様が求めるものと私たちが提供するものとの間にギャップが生じていないか、それに気が付くためには自分自身でお客様視点をアップデートし続けるほかありません。「お客様の生の声」には常にお客様の"今"があり、毎回新たな気付きと課題を与えてくれます。

私たちは従業員一人ひとりがお客様の視点に立って考え行動することが、サントリーの目指す姿である「世界で最も信頼され、愛される、オンリーワンの食品酒類総合企業」につながっていくと考えています。