ごはんとおつまみレシピ
端午の節句のお祝いに、時にはこんな洋風アレンジもいかが?
大人も子供も喜ぶ、華やかなメインディッシュです!
2013年05月02日
5月5日は端午の節句。五月人形を出して、鯉のぼりを上げて、どんなごちそうでお祝いしますか?定番は、柏餅にちまき。メインに彩り豊かなちらし寿司もいいですね。でも、せっかくのゴールデンウィーク、大人も子供も楽しめる、アクアパッツァはいかがでしょう。
アクアパッツァは、魚介をトマトやオリーブと共に白ワインで蒸し煮にしたイタリア料理。端午の節句にちなんで、今回は鯛の“かぶと”と、旬のはまぐりを使います。鯛のかぶとは、手頃なお値段ながら、実は一番おいしい部位。ゼラチン質や脂質も豊富で、煮汁にとてもいいだしが出ます。おまけに、鍋一つでできちゃうんです。家族が揃い、主婦にとっては忙しい連休期間。お祝いにぴったりの豪華な一品が、手間要らずで作れます。
材料(2人分)
手順1 鯛を湯引きする
鯛の頭をザルに並べ、たっぷりの熱湯を回しかけて冷水にとる。
臭みをとる
熱湯を回しかけることで生臭さが消え、上品な味に仕上がります。
手順2 冷水にとる
指で表面を触り、鱗などが残っていれば丁寧に取り除く。水気をきれいに拭き取り、皮目に軽く塩をふる。
手順3 煮る(1)
フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて弱火で熱する。香りが出たらアンチョビを加えて炒める。
手順4 煮る(2)
鯛を入れてタイムをのせ、白ワインを回しかけて強火にする。
手順5 煮る(3)
煮立ったら、水、はまぐり、ケイパー、ミニトマト、オリーブ、オリーブ油を加えて蓋をし、中火で5~6分ほど煮る。
はまぐりの口が開いたら
はまぐりの口が開いたら、身が硬くならないよう、一旦取り出しておきましょう。
手順6 煮る(4)
蓋を外し、煮汁をスプーンなどで掬って、鯛に回しかけながら、さらに5〜6分ほど煮て、塩、こしょうで味を調える。
煮汁の味を含ませる
鯛の表面は煮汁が絡みにくいので、回しかけてやることで味が全体に染み込みます。
完成
豪快なビジュアルながら、作り方は意外にシンプル。オリーブは、黒、緑、大粒、小粒など、色味、味わい、大きさなどいろいろ。好きなものを使ってみて。