ごはんとおつまみレシピ
芽キャベツは甘く香ばしく砂肝や手羽先はスパイシーに。
シンプルに素揚げした、大人のスナックです。
2018年02月23日
寒さが極まる時期にしか出回らない芽キャベツは、コロンとした形が可愛らしく、凝縮したその味を好むファンも多いのですが、硬く苦味もあり、料理によっては下処理が必要です。そんな中、おすすめの調理法が揚げ物。下処理の必要がなく、低めの温度で外側の葉がこんがり色づくまで素揚げするだけ。甘くて濃い味が愉しめます。揚げる前にヘタに十字の切り込みを入れるのがコツ。火の通りがよくなります。熱いうちに塩、こしょうで味を付け、同じく素揚げしてクミンをふった手羽先、砂肝と一緒に盛り合わせます。冷えた金麦が進む、香ばしい大人のスナックです。
材料(2人分)
手順1 下ごしらえ(1)
芽キャベツは、褐変している葉があれば剥いて除き、ヘタに十字の切込みを入れる。
ヘタに十字の切り込みを入れます
葉がしっかりと巻いている芽キャベツは火の通りが悪いので、切り込みを入れて火の通りをよくします。
手順2 下ごしらえ(2)
砂肝は白く硬い部分を削ぎ切り、食べやすい大きさに切る。
手順3 下ごしらえ(3)
手羽先は、骨に沿って裏側に切り込みを入れる。
骨に沿って切り込みを入れます
手羽先も熱が入りにくいので、包丁を入れます。火の通りが良くなり、食べる時の身離れも良くなります。
手順4 揉む
砂肝と手羽先に塩、こしょうを揉み込む。
手順5 揚げる(1)
芽キャベツを160~170℃の油に入れ、周りがこんがりと色づくくらいまで5〜6分かけてじっくり素揚げする。
手順6 揚げる(2)
手羽先は150~160℃の油で5分ほど揚げて一度取り出し、揚げ油の温度を180℃に上げて再び入れて表面がこんがりするまで揚げる。
手順7 揚げる(3)
砂肝は170℃で1~2分揚げる。
手順8 味をつける
キッチンペーパーの上で揚げた食材の余分な油を取り、熱いうちに塩、こしょうをふる。
熱いうちに味をつけます
冷めると味が乗りにくくなるので、揚げたてのなるべく熱いうちに塩、こしょうで味を付けます。
手順9 仕上げる
手羽先にクミンシードとクミンパウダーをふり、レモンを添える。
完成
揚げたて熱々にレモンをきゅっと絞って。芽キャベツの甘く濃い味がいっそう際立ちます。