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ごはんとおつまみレシピ

イトヨリのおこと粕汁
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イトヨリのおこと粕汁

事八日(ことようか)にこしらえる行事食を粕汁にアレンジ。
イトヨリとえびを加えて、色よく仕上げます。

2012年02月03日

味のまとめ役は、酒粕にお任せ!
カラダの芯からポカポカ温まります。

2月8日の 事八日(ことようか)(御事始め・御事納めの日)に健康と長寿を願って食す「おこと汁」は、いも、大根、ごぼう、小豆、にんじん、こんにゃくなど、たっぷりの野菜が入った具沢山のお味噌汁。今回は旬のイトヨリと長寿のシンボルであるえびを加えて、色鮮やかなごちそうに仕上げます。イトヨリは鯛の一種で、淡い紅色に黄色の筋がとおった、とても美しい魚。身もやわらかく、上品な味わいです。その美しさとおいしさを生かすため、表面をさっと焼いてから煮るのがポイントです。味の決め手は、酒粕!それぞれの食材の味がひとつにまとまり、深みが生まれます。さらに、カラダを芯から温めてくれる効果も!寒い冬にうれしい、栄養満点のお味噌汁です。

材料(2人分)

  • イトヨリの切り身 1切れ(200g) ※鱈などで代用可
  • 適量
  • むきえび 4尾
  • さつまいも 1/4本
  • 大根 1/8本
  • にんじん 1/4本
  • ごぼう 1/6本
  • ほうれん草 1/2束(50g)
  • 小豆水煮缶 50g
  • 600㏄
  • 昆布 5×15㎝
  • 醤油 小さじ2
  • おろし生姜 小さじ1
  • 酒粕 50g
  • 味噌 小さじ5
  • 七味唐辛子 適量
  • ごま油 小さじ1

手順1 下ごしらえ

手順1 下ごしらえ

イトヨリを一口大に切り、塩で下味をつける。えびに塩で下味をつける。

手順2 切る

手順2 切る

さつまいもは乱切りにする。大根、にんじんは皮をむいて厚さ8mmのいちょう切りにする。ごぼうは斜め3mm幅に切り、酢水にさらす。ほうれん草はざく切りにする。昆布はキッチンバサミで細切りにする。

手順3 焼く

手順3 焼く

鍋にごま油を引いて中火にかけ、イトヨリ、えびを入れて表面を焼く。

さっと焼いて煮崩れ防止!
イトヨリは表面をさっと焼くことで、煮崩れを防止できます。皮目から焼くと、煮ている間に皮がはがれにくく、きれいに仕上がりますよ。

手順4 煮る(1)

手順4 煮る(1)

えびの色が変わったら、さつまいも、大根、にんじん、ごぼう、小豆の水煮、水、醤油、おろし生姜、昆布を加えて蓋をし、煮立ったら中火のままさつまいもが柔らかくなるまで約10分煮る。

手順5 煮る(2)

手順5 煮る(2)

ほうれん草を加えてひと煮立ちさせる。酒粕を煮汁で溶いて加えてひと煮立ちさせ、味噌を加えて温める。器に盛り、七味唐辛子をふる。

酒粕はしっかり溶いてから
酒粕はそのまま入れると溶けにくいので、煮汁でしっかりと溶いてから、少しずつ加えましょう。酒粕の量は、お好みで調整してくださいね。

完成

完成

酒粕のまったりとした甘みに七味のパンチを加えることで味が引き締まり、より食べやすくなります。イトヨリの代わりに、鱈などを使ってもおいしいですよ!