ごはんとおつまみレシピ
ほうれん草の葉と茎を分けてそれぞれを主役にした2品に。
味や食感の違いが際立って、新たなおいしさを発見!
2018年01月12日
寒い季節にぐっとおいしさが増すほうれん草は、ビタミンAや鉄分が豊富な“元気野菜”の筆頭。おひたしやバター炒めなどで、なじみの深い野菜でもあります。そんなほうれん草を、今回はタルティーヌに仕立てます。タルティーヌとは、平たくスライスした田舎風パンに具をのせたオープンサンドのこと。ほうれん草は葉と茎に分けて、それぞれが主役の2品に仕立てます。葉はにんにくとアンチョビ、バターでソテー。チーズと半熟の目玉焼きでとろける食感を愉しみます。茎はベーコンとマッシュルームと一緒に炒め、香ばしいアーモンドを散らして歯触りの良さと、甘さを味わいます。葉と茎が別の野菜のような個性の違いに驚くはず。食べ応えもあるので、休日のブランチにもおすすめです。
材料(2人分)
<下ごしらえ>
ほうれん草は葉と茎とに分ける。葉は大きいようならカットし、茎を長さ3~4㎝に切っておく。
<ほうれん草(葉)のアンチョビバター風味>
手順1 炒める(1)
フライパンにバター、潰したにんにくを入れて熱し、香りが立ったら、みじん切りにしたアンチョビを入れて炒める。
<ほうれん草(葉)のアンチョビバター風味>
手順2 炒める(2)
ほうれん草の葉を加えて強火でさっと炒め、塩、こしょうで調味する。
<ほうれん草(葉)のアンチョビバター風味>
手順3 焼く(1)
パンに葉のソテーとチーズをのせてオーブントースターでチーズが溶けるまで焼く。
<ほうれん草(葉)のアンチョビバター風味>
手順4 焼く(2)
フライパンにオリーブ油を熱し、半熟の目玉焼きを焼く。
目玉焼きは楕円に焼く
目玉焼きは、パンの形に合わせて楕円に焼きます。フライパンに油を引き、斜めに傾けて側面のカーブで寄せるように揚げ焼きに。白身の縁もカリッと食感よく。
<ほうれん草(葉)のアンチョビバター風味>
手順5 仕上げる
葉のソテーとチーズをのせたパンに目玉焼きをのせる。
<ほうれん草(茎)のベーコンソテー>
手順1 焼く
アーモンドスライスをフライパンで乾煎りしておく。パンはオーブントースターで軽く焼いておく。
アーモンドスライスは乾煎りして香ばしく
カリッと香ばしい食感を活かしたいので、アーモンドスライスはほんのり色づく程度に乾煎りします。
<ほうれん草(茎)のベーコンソテー>
手順2 切る
ベーコンは1cm幅、マッシュルームは薄切りにする。
<ほうれん草(茎)のベーコンソテー>
手順3 炒める
フライパンにオリーブ油を熱し、中火でベーコンを炒める。カリッとしてきたら茎、マッシュルームを加えてさらに炒め、塩、こしょうで調味する。
<ほうれん草(茎)のベーコンソテー>
手順4 仕上げる
パンにのせ、すりおろしたパルミジャーノチーズとアーモンドをふる。
完成
タルティーヌは熱いうちにカットして。新しくなってさらにうまみがアップした金麦と一緒にぜひ、両方のタイプを味わってみてください。