ごはんとおつまみレシピ
キャロットラぺは、フランスの定番のお惣菜。ラぺ=「おろした」という意味で、包丁でせん切りにするのでなく、おろし金などを使ってすりおろすことが多く、フランスではチーズおろしがよく使われます。調理が簡単な上、おろした表面がザラッとしてドレッシングのなじみがよくなります。今回は食物繊維や鉄分を多く含むことで話題の雑穀・キヌアと合わせ、小海老、くるみも加えてボリュームアップ。最後に混ぜる香菜の香りが爽やか。つくり置きできるので持ち寄りパーティーのレパートリーにも加えてみてください。
材料(2~3人分)
手順1 切る
にんじんはチーズおろしか、なければスライサーでせん切り状におろす。香菜はざく切りにする。くるみは小さく砕いておく。
手順2 茹でる(1)
鍋に湯を沸かし、湯の表面が揺れる程度の火加減で、キヌアを10分ほど茹でる。
手順3 茹でる(2)
ザルにあげて水気を切り、そのまま置いて冷まし、粗熱を取る。
キヌアは目の細かいザルで水切り
キヌアは粒が小さいので目の細かいザルか茶こしを使って水切りします。
手順4 ドレッシングをつくる
ボウルにオリーブ油、赤ワインヴィネガー、塩、こしょうを合わせて混ぜる。
手順5 洗う
小海老は背わたを取り、塩と片栗粉(各小さじ1/2)でもんでから水で洗い、汚れを落とす。
塩と片栗粉で汚れを取って
小海老は茹でる前に塩と片栗粉でもみ洗いしておけば、汚れも臭みも落とせます。
手順6 茹でる(3)
鍋に湯を沸かして塩を加え溶かし、もみ洗いした小海老をさっと茹でてザルにあげる。
茹ですぎに注意
小海老は茹ですぎると固くなるので要注意。沸騰した湯に入れ、色が変わって浮いてきたら引き上げます。
手順7 下味をつける
小海老が熱いうちに1/3量のドレッシングと合わせて下味をつける。
熱いうちに下味をつけます
小海老が熱いうちにドレッシングと合わせておけば、冷める過程で味がしみ込んでいきます。
手順8 和える
にんじんにキヌアを合わせてドレッシングで和え、小海老、くるみ、香菜を混ぜ入れて仕上げる。
完成
つくりたてはもちろん、時間を置いても味がなじんでおいしいです。つくり置きする場合は、色が変わりやすい香菜は食べる直前に混ぜてください。