ごはんとおつまみレシピ
シーズン真っ只中の牡蠣。食べる機会も増えますが、中には「牡蠣は苦手」という人も。その理由として、特有の磯臭さが多く挙げられるようです。そこでおすすめしたいのが、水と片栗粉を使った下洗い。臭みとぬめりが消え、茹でればぷりっとした食感になります。この茹で牡蠣を、長ねぎ、生姜、クレソンと一緒に味噌醤油だれで和えました。最後に熱したごま油をかけ、立ち上った香りを全体に絡めるように仕上げます。食欲をそそる香味豊かな牡蠣は、金麦はもちろん、ご飯もよく進みます。
材料(2人分)
手順1 切る
長ねぎ、生姜は細切りに、ビーフジャーキーはみじん切りにする。
手順2 洗う
牡蠣に片栗粉をまぶして水を加え、手でよくもんで、最後に水洗いする。
片栗粉と水で牡蠣の汚れを取る
片栗粉と水を牡蠣全体にもみ込んで、表面のぬめりや汚れを片栗粉に吸着させて洗い流し、牡蠣の磯臭さを取り除きます。
手順3 茹でる
沸騰した湯で牡蠣を1~2分茹で、ザルにあげる。
手順4 たれをつくる(1)
フライパンに油を熱し、弱火でビーフジャーキーを炒める。
たれはつくり置きできます
出来上がったたれは冷蔵庫で1週間程度保存が可能です。
手順5 たれをつくる(2)
ビーフジャーキーの色が変わったら火を止めて八丁味噌、醤油、砂糖を加え溶かし、再び火をつけて香りが立つまで炒め、鶏ガラスープ、酢を加えてとろみがつくまで炒める。
焦がさないように
味噌、醤油、砂糖は焦げやすいので一度火を止めてから加え、温度が上がり過ぎないよう注意します。
手順6 のせる
ボウルに茹でた牡蠣を入れてタレをかけ、手でちぎったクレソン、刻んだ長ねぎ、生姜をのせる。
たれはまだ絡めません
ここでたれを全体に絡めると牡蠣の水分が出てしまうので、上からかけるだけ。食べる直前に絡め合わせます。
手順7 かける
フライパンにごま油を入れて火にかけ、うっすらと煙が出るまで熱して具材の上からかける。
熱したごま油で香りを立たせる
熱々のごま油を上からかけて、長ねぎと生姜の香りを立たせます。油がはねないように、なるべく低い位置からかけるようにします。
手順8 絡める
長ねぎ、生姜の香りを全体に行き渡らせるよう全体を絡み合わせ、皿に盛る。
完成
ビーフジャーキーの代わりにコンビーフや牛肉、豚肉でも。肉はしっかり炒めて旨味と香ばしさを引き出してから、調味料と合わせるのがポイント。味噌醤油だれは冷蔵庫で1週間程度、保存可能です。