ごはんとおつまみレシピ
パーティーのひと皿にも喜ばれる、ホタテのバターソテー。
タイムとレモンの香りが華やぎを添えます。
2015年12月18日
冬の産卵を控え、ふっくらと身の肥えた旬のホタテ。お刺身はもちろん、バターでさっと炒めるだけで豪華なおつまみになります。今回はひと手間かけて、おもてなし向きに。バターでソテーしたホタテにカリカリの香草パン粉をのせて、香り豊かに仕上げます。香草パン粉はにんにく、アンチョビをパン粉と炒め合わせ、タイム、イタリアンパセリ、レモンの皮を混ぜるだけ。海老やトマトとも好相性、パスタと合わせてもおいしいです。何かと慌ただしいこの時期に、とても重宝します。
材料(2人分)
手順1 下ごしらえ(1)
タイムは枝を手でしごいて葉を取る。イタリアンパセリは軸ごと粗みじん切りにする。
タイムは下からしごいて
タイムは根の方から上に向けて手でしごくと、枝から葉が簡単に外れます。
手順2 すりおろす
レモンの皮はおろし金などですりおろしておく。
手順3 切る
にんにくはみじん切りに、アンチョビは粗みじん切りにする。
手順4 香草パン粉をつくる(1)
フライパンにオリーブ油とにんにく、アンチョビを入れて熱し、よい香りがしてきたらパン粉を加えてきつね色になるまで炒める。
手順5 香草パン粉をつくる(2)
タイムと刻んだイタリアンパセリ、すりおろしたレモンの皮、塩、こしょうを加え混ぜ、火からおろす。
手順6 下ごしらえ(2)
ホタテは水気をよく拭き、軽く塩をふる。
手順7 焼く
フライパンにバターを熱し、バターが溶けて泡立ったところでホタテを入れ、強火で焼く。焼き色がついたら裏返し、火を少し弱めてさっと焼く。
ホタテは中がレアになるように
新鮮なホタテは焼き過ぎない方がおいしいので、泡立ったバターに入れて短時間で焼き色をつけ、中がレアになるように仕上げます。
手順8 盛る
ホタテを器に盛り、香草パン粉をたっぷりとのせ、くし形に切ったレモン(分量外)を添える。
完成
レモンをきゅっと搾りかけると、ホタテの甘味が引き締まり、味わいにメリハリが生まれます。レモンとタイムが香る香草パン粉は、ホタテのバターソテーはもちろん、様々な素材に合わせることができます。