ごはんとおつまみレシピ
長ねぎの甘みが感じられる季節になってきました。引き立て役で使うことの多い長ねぎを、今回は主役に使ったレシピをご紹介します。
用意するのは豚肉。長ねぎとは、とても相性がいいんです。肉のブロックを一晩塩漬けにしてから、たっぷりの長ねぎと蒸し煮にします。じっくり加熱した長ねぎは、とろりとして優しい甘さ。マスタードの酸味が全体の印象を引き締めます。材料も作り方もシンプルなので、普段の夕食からおもてなしまで、重宝する一品です。
材料(4人分)
手順1 塩で揉む
豚肉全体に塩をすり込み、ひと晩おく。さっと洗ってよく水気を拭く。
手順2 焼く
フライパンにサラダ油を熱し、中~強火で肉の表面に焼き色を付ける。
手順3 煮溶かす
肉を取り出し、油だけ捨て、水1/4カップを注ぐ。焼き面に付いた旨味をヘラなどでこそげながらひと煮立ちさせる。
捨てないで!
肉を焼いた後のフライパンには、旨味がたっぷり残っています。洗い落とさないで、有効活用しましょう。
手順4 煮る
鍋に豚肉と白ワインを加えてひと煮立ちさせる。
手順5 蒸し煮にする(1)
鍋に煮溶かした焼き汁、残りの水、ローリエを入れて蓋をし、弱火で1時間~1時間半蒸し煮にする。
手順6 蒸し煮にする(2)
ぶつ切りにした長ねぎを加えてさらに20~30分煮る。
青い部分は長めに
今回は長ねぎの白い部分のみ使いましたが、青い部分を加えてももちろんOK。その場合、青い部分だけ先に入れて、やや長く煮込みましょう。
手順7 仕上げる
フレンチマスタード、塩、こしょうを煮汁に溶かし加えて味を調え、ひと煮立ちさせる。
完成
スライスして、とりわけて。長ねぎが主役の料理です。下仁田ねぎや千住ねぎ、ポワローなど、色々な長ねぎで味わってみてください。