ごはんとおつまみレシピ
ふわふわの鶏つくね、なめこ、春菊。
3つの具でつくる、シンプル小鍋つまみ。
2019年10月11日
そろそろ鍋がおいしい季節になってきました。今回は、3つの具材でつくるシンプルな鍋料理をご紹介します。鶏つくねは卵を多めにつかってふわふわに仕上げるのがポイント。スプーンで形を整えながら煮立てた出汁にそっと落として火を入れたら、あとはなめこと春菊を入れてさっと煮るだけ。なめこからほんのりとろみが出て、ちょうどよい濃度になります。なめこがなければ、お好きなきのこでもOK。昆布の出汁に鶏ときのこのうまみが重なって、簡単なのに深みのある味わいに仕上がります。少し肌寒く感じる秋の夜には、温かいおつまみが嬉しいですね。熱々の鍋を冷やした金麦に合わせるのもいいものです。〆には蕎麦などを入れてもおいしいですよ。
材料(2人分)
手順1 切る
春菊は水洗いして根元に残る汚れや土を落としてから、3~4cm幅のざく切りにする。長ねぎはみじん切りにする。
手順2 練る
鶏つくねのタネをつくる。ボウルに鶏挽き肉を入れ、卵、長ねぎ、醤油、片栗粉、生姜の搾り汁を加えて粘りが出るまでよく練り混ぜる。
手順3 出汁をとる
水と昆布を入れた鍋を中火にかけ、ふつふつとしたら一度火を止めて昆布を取り出す。
手順4 調味する
鍋に酒、みりん、醤油、塩を加え、混ぜてから、再度火にかける。
手順5 煮る(1)
沸騰したら、鶏つくねのタネを、スプーン2本をつかって丸く成形しながら入れ、灰汁をとりながら煮る。
手順6 煮る(2)
なめこ、春菊を加えてさっと煮る。器に盛り、好みで粉山椒、すだちなどを添える。
なめこと春菊は食べる直前に
食感を残したいなめこと春菊は、火を通しすぎないことがポイント。食べる直前に入れてさっと加熱するだけでOKです。
完成
やさしく上品な風味の出汁に、ふわふわの鶏つくねがたまりません。なめこでちょうどよい具合にとろみがついて、体も温まります。秋の夜のお酒のお供にぴったりな一品です。