ごはんとおつまみレシピ
ご存知「担々麺」は四川料理の代表的な麺のひとつで、辛味と酸味、旨味が相まった、辛くも深い味わいが人気の料理。その担々麺をイメージしてつくった真っ赤なスープの鍋です。担々麺には練り胡麻を使うのが普通ですが、家庭では常備していないことも多いので、すり胡麻を使うレシピを考えました。練り胡麻のかわりにすり胡麻と牛乳をあわせてコクを出し、豚挽き肉でボリュームをつけたたれで白菜を煮ます。辛味のある坦々スープが白菜の甘味を引き立て、じゃがいもと春雨も入って、食べごたえは満点。残ったスープはごはんと合わせてもおいしいし、もちろん麺にしても。旨味たっぷりのピリ辛担々鍋、冬の定番に加えてみてはいかがでしょうか?
材料(2人分)
手順1 切る
白菜はひと口大に切る。ニラと長ねぎは粗みじん切りにする。
手順2 浸す
春雨は水に戻す。
手順3 茹でる
じゃがいもは皮を剥かずに、水で浸したキッチンペーパーに包んでラップで包み、5分茹でる。冷めたら皮を剥き、4等分に切る。
手順4 炒める(1)
フライパンを中火で熱し、焼き目が付くまで豚挽き肉をほぐしながら炒める。油は引かなくてOK。
挽き肉は焼き目が付くまでしっかり炒めます
臭みを飛ばし、香ばしい仕上がりにするため、挽き肉はうっすら焼き目が付くまでしっかり炒めます。
手順5 炒める(2)
豆板醤、にんにくを加え混ぜ、さらに炒める。
手順6 炒める(3)
全体に絡まったら、鶏ガラスープを注ぎ入れる。
手順7 炒める(4)
白すり胡麻、酢、醤油、オイスターソースを加える。
手順8 炒める(5)
ひと煮立ちさせたら、牛乳を加え、火を止める。
手順9 仕上げる(1)
鍋に、白菜、春雨、じゃがいもを入れ、坦々スープを注ぎ入れる。
手順10 仕上げる(2)
ニラ、長ねぎ、紅生姜をのせて、ひと煮立ちさせる。仕上げにお好みで、辣油とすり胡麻をかける。
完成
辛味と酸味が特徴の担々鍋ですが、煮込むと酢の酸味が和らぎます。そこで活躍するのが紅生姜。酸味と食感で、味を引き締めてくれます。