ごはんとおつまみレシピ
温かいスープが恋しい季節。食べると体がぽかぽか温まる酸辣湯(サンラータン)は寒い時期にぴったりの栄養満点のスープです。今回はきのこを主役に筍、トマト、キムチ、春雨を加え、ふわふわのかき卵も入れたヘルシーな鍋仕立てにします。最初に干しエビと一味唐辛子を香ばしく炒めて、旨味と辛みを引き出したら、あとは鶏ガラスープと具材を加えて煮込むだけ。椎茸やキムチ、トマトの旨味も重なって、肉が入らなくても深い味が生まれます。唐辛子の辛みとすっきりした酸味はクセになるおいしさ。仕上げに入れる酢と辣油の香りが食欲をそそります。
材料(2~3人分)
手順1 切る(1)
椎茸と筍は細切りにし、えのきは根元を切り落とす。
手順2 切る(2)
トマトはぶつ切りに、キムチはみじん切りにする。
手順3 切る(3)
春雨は水に5~10分ほど戻してザルにあげて水気を切り、ひと口大に切る。
手順4 炒める
フライパンに油を入れ、干しエビ、一味唐辛子を入れて軽く炒める。
じっくり炒めて、香りと旨味を引き出します
干しエビの香りが出てくるまで30秒ほど炒めて。エビの旨味と一味唐辛子の辛味をしっかり引き出します。
手順5 煮る
フライパンに鶏ガラスープを加え、筍、椎茸、えのき、春雨、キムチ、トマトを加えて煮る。
手順6 混ぜる
溶き卵に水溶き片栗粉を入れて混ぜる。
手順7 仕上げる(1)
フライパンの具材を土鍋に移して火にかけ、沸騰させたスープに溶き卵を入れる。
スープは必ず沸騰させて
沸騰させたスープに溶き卵を入れ、かき混ぜずに卵に火を通します。こうするとふんわりとした卵に仕上がります。
手順8 仕上げる(2)
辣油と酢を加えて火から下ろす。
完成
酢を入れたらあまり煮込まずに酸味を生かして。一味唐辛子は炒めると辛味が増すので、辛いのが苦手な方は半分量で。