ごはんとおつまみレシピ
料理に彩りを添えてくれる柚子。皮を使ったり、果汁をキュッと搾りかけて使うのが一般的ですが、もっと香りを愉しみたい柚子好きにおすすめなのが鶏塩柚子鍋。カットした柚子1個分を鍋にそのまま浮かべて使うため、具材が煮えるに従って柚子の爽やかな香りが立ち上り、食欲を刺激します。鶏肉はさっと湯がき、大根や野菜は炒めてから煮込めば、香ばしく食べ応えが出て、アクも出ず最後までスープもクリアなまま。心も体もほっこり温まり、風邪予防にもぴったり。金麦と共に秋の晩酌を愉しんでください。炒め調理が可能な鍋なら、フライパンを使わずひと鍋でも仕上げられます。
材料(2~3人分)
手順1 切る(1)
鶏肉は一口大に切る。柚子は皮付きのまま縦に4等分にする。
柚子は天地に垂直に包丁を入れます
柚子を縦に切れば、中の袋が切断されないため、煮崩れてスープが濁ってしまうことがありません。
手順2 切る(2)
大根は皮を剥き、一口大の乱切りにする。蕪は皮を剥かずに4等分にする。
大根は角のある乱切りに
大根は縦に細長く切ってから乱切りにします。こうすると角がたくさん出来て、焼いた時に香ばしさが増します。
手順3 切る(3)
長ねぎは長さ5cmに切ってから縦半分に切る。白菜は一口大に、セリは長さ2cmに切る。生姜は皮を剥いて薄く切ってから1㎝角に切る。
手順4 湯がく
鶏肉をさっと湯がく。
鶏肉はさっと湯がいて臭みを取ります
鶏肉はカットしてから一度さっと湯がいておくと臭みが取れます。
手順5 炒める
フライパンに油を熱し、大根を中火で炒める。
大根を炒めて香ばしさをアップ
大根は表面がほんのりキツネ色になるまで炒めることでアクが抜け、香ばしさが出ます。
手順6 煮る(1)
鍋に鶏ガラスープを入れ、鶏肉と大根を入れて煮る。
手順7 煮る(2)
鶏肉と大根に火が通ったら、蕪、長ねぎ、白菜、生姜、柚子を加えて煮る。
手順8 仕上げる
全体に火が通ったら小鍋に移して軽く温め、セリを散らしてすりごまをふる。
完成
柚子は食べずに最後まで浮かべたまま、香りを愉しんで。残ったスープで作る雑炊もおいしいですよ。