ごはんとおつまみレシピ
長ねぎは寒さが増すにつれ、水分を蓄えて太く育ち、味もぐんと良くなります。いつもは鍋物に入れたり、肉と炒め合わせるなど、脇役でつかうことが多いですが、今回は堂々と主役を張れる、グラタン仕立てに。長ねぎはじっくり蒸し煮にすると辛味が消えて、甘くトロリとした食感に変身。「ねぎってこんなに甘かった?」と驚かされます。ソースは小麦粉を使うベシャメルの代わりに、白ワインと生クリーム、チーズでつくる、軽やかソースに。より簡単につくれ、たっぷり入ったチーズのコクと、香ばしく焼けた香りが金麦にもぴったりです。
材料(2人分)
手順1 切る
長ねぎは青い部分を切り落とし、器に入る長さに切る。
手順2 煮る
鍋に長ねぎ、ひたひたに浸る程度の水(分量外)、塩、バターを入れて蓋をし、弱火で15分ほど蒸し煮にする。長ねぎが柔らかくなったら取り出し、冷ます。
長ねぎはしっかり蒸し煮にする
長ねぎが透き通ってクタクタになるまで、じっくり蒸し煮にします。
手順3 ソースをつくる(1)
鍋に白ワインを入れてひと煮立ちさせ、生クリームを加える。中〜弱火にかけ、2/3量程度に減り、とろみが出るまで煮つめる。
鍋からのふきこぼれに注意
生クリームがふきこぼれないよう、こまめにかき混ぜながら煮詰めます。
手順4 ソースをつくる(2)
煮詰めた生クリームに塩、こしょう、ナツメグ、チーズの半量を加え、溶かし混ぜる。
手順5 巻く
冷ました長ねぎの水気を軽く切り、ベーコンで1周半巻く。
手順6 のせる
グラタン皿にベーコンで巻いた長ねぎを並べ、ソースをかけ、残りのチーズをのせる。
手順7 焼く
200℃に予熱したオーブンで15分、またはオーブントースターで表面がこんがりするまで焼く。
完成
チーズをブルーチーズに変えると、また違った風味が愉しめます。ソースをバゲットに浸して食べてもおいしいですよ。下仁田ねぎ、ポワローなど、色々なねぎで挑戦してみてください。