ごはんとおつまみレシピ
空気が日に日に冷たくなってくるこの季節。夕食に、少し時間をかけた煮込み料理はいかがでしょうか?
ビール類を使った煮込みはベルギーの定番料理。煮込むうちに、ホップの苦味が深いコクに変わり、肉も柔らかくなるんですよ。トマトの程よい酸味と旨味に加え、ゴボウと一緒に煮込めば滋味深さが重なり、金麦との相性もさらにアップ。パンはもちろん、ご飯にもよく合いますよ。
材料(4人分)
手順1 下ごしらえ
牛肉(シチュー用)を3~4㎝角に切る。
「シチュー用」って?
旨味が多いすね肉、比較的火入れがしやすいバラ肉、肩肉、もも肉などがミックスされています。時間がない時はバラ肉、じっくり仕上げたいならすね肉を選んで使って。
手順2 切る(1)
ごぼうの表面をタワシで軽く洗い、厚めの笹がきにする。水に5分さらして、水気を切る。
ごぼうを転がして
まな板にごぼうを寝かせ、転がしながら、包丁を外へと滑らせると、簡単に笹がきができます。
手順3 切る(2)
ベーコンは1㎝幅に切る。玉ねぎは繊維に直角に、薄切りに。にんにくは半割にして、芽を取り、潰す。
みじん切り不要!
長く煮込む場合、玉ねぎは、繊維を断ち切るようにせん切りにすればOK。みじん切りにしなくても煮溶けます。
手順4 炒める(1)
フライパンにバターとサラダ油を熱し、牛肉を炒める。まんべんなく焼き色がついたら取り出し、今度はにんにくと玉ねぎを炒める。
手順5 炒める(2)
ごぼうを加えて炒め、全体がしんなりとしたら、ベーコンを入れてさらに炒める。
手順6 炒める(3)
肉を戻し入れ、薄力粉を加えて焦げつかないようにしながらさらに炒める。
手順7 煮込む(1)
トマトの水煮をつぶして加え、金麦、水、ローリエ、塩を加えて煮る。
手順8 煮込む(2)
沸騰するまでは中火、沸騰したらアクをとって弱火にし、1時間30分~2時間弱火で煮込む。仕上げに、塩、こしょうで味を調える。
完成
肉もごぼうも柔らかく煮えて、ソースは濃厚。もちろん金麦との相性は最高です!