ごはんとおつまみレシピ
いよいよ鍋シーズン到来! 定番の寄せ鍋もいいけれど、たまにはちょっと刺激的に、ピリ辛の「チゲ」はいかがでしょうか?「チゲ」とは韓国語で「鍋」の意味。有名なキムチチゲをはじめ、味噌味のテンジャンチゲ、ランチョンミートやインスタントラーメンを入れたプデチゲなど、いろいろな種類があるんです。
今回はおぼろ豆富を使ったスンドゥブチゲを揚げ出し豆富でアレンジ! 衣には胡椒を使ってスパイシーに仕上げます。サクサクの衣、その中からジュワーっとしみ出るダシ、やわらかな豆富……。揚げ出し豆富にすることで、食感の変化が楽しめるんです。
スープも豆乳&味噌をベースにして、豆のうまみをたっぷりと引き出します。韓国唐辛子のまろやかな辛味と鮮やかな赤色が加わることで食欲もアップ! 最後まで飽きずに、おいしくいただけます。栄養満点のヘルシー鍋で、心も体も、温まってくださいね!
材料(2人分)
手順1 切る(1)
鶏肉は半分を一口サイズに切り、残りは1cm角に切ってそれぞれ塩、こしょうで下味をつける。青ねぎは3mm幅の小口切りにする。
鶏肉は具材用とダシ用に切り分け。
具材用の鶏肉は大きめに切って食べ応えをアップ。ダシ用の鶏肉は細かく切って、うまみを出しやすくします。
手順2 切る(2)
長ねぎは斜め1cm幅に切り、白菜はざく切りにする。にんじんはピーラーで薄くスライスし、椎茸は石づきを切り落として十字に切り込みを入れる。
鍋にはピーラーにんじん!
火の通りにくいにんじんは、ピーラーで薄く、長くスライス。火の通りが断然早くなるし、スープもよく染みておいしいし、食べやすい! この裏ワザは、ごぼうにも応用できますよ。
手順3 豆富の下ごしらえ
豆富は重しをして20分以上おき、しっかり水切りする。一口サイズに切り、片栗粉、こしょうを合わせてまぶす。
手順4 揚げる
油を170℃に熱し、衣をつけた豆富を薄いきつね色になるまで約5分揚げる。
手順5 炒める
鍋にごま油を引いて弱火にかけ、1cm角に切った鶏肉を入れてじっくり炒める。肉から脂が出てきたらおろし生姜、韓国唐辛子を加えてさっと炒める。
手順6 煮る
水を加えて中火にし、沸騰したら一口サイズに切った鶏肉、長ねぎ、白菜、にんじん、椎茸、醤油を加えて蓋をし、20分煮る。
手順7 仕上げる
豆乳、味噌、揚げ出し豆富を加えて温める。塩、こしょうで味を調え、青ねぎを散らす。
豆乳は温めすぎ注意!
豆乳を入れたら、ちょっと温めるだけでOK。沸騰させると分離してしまうので注意しましょう。
完成
鍋の〆といえば、ごはん、うどん、中華麺が定番。でも今回は、春雨のたまごとじでヘルシーに。春雨は、熱湯でほんの少し芯が残るくらいまで戻してから加えてくださいね。