ごはんとおつまみレシピ
そば粉のクレープ「ガレット」は、フランス・ブルターニュ地方の郷土料理。クレープというとデザートのイメージが強いけれど、塩味のガレットはメインディッシュ。たまごや肉、チーズ、野菜など、お好みの具を包んで焼き上げます。
今回つくるのは、旬のきのこを使った秋味のガレットです。お肉は、豚肉をこねて焼いたジューシーな手作りソーセージ! 秋のお野菜、蓮根を混ぜ込んで食感も楽しめるようにしました。また、生地には水の代わりに金麦を使用。炭酸によって生地にほどよく空気が含まれ、ふわっと軽い食感に仕上がるんです。
秋の新そば粉でつくれば、さらにおいしくなること間違いなし! この季節ならではの豊かな香りを楽しんでみてください。
材料(2人分)
手順1 混ぜる
ボールにたまごを入れて溶きほぐし、金麦、塩、オリーブ油を加えて混ぜる。そば粉を加えて混ぜ、ラップをして冷蔵庫で1時間休ませる。
手順2 切る(1)
まいたけは長さを半分に切ってほぐし、エリンギは長さを半分に切って斜め5mm幅に切る。玉ねぎはみじん切りする。蓮根は5mm角に切り、酢水にさらす。
手順3 こねる&のばす
ボールに豚ひき肉、玉ねぎ、水気を切った蓮根、おろしにんにく、片栗粉、塩、こしょうを入れてよくこねる。直径3cmの棒状にのばす。
手順4 焼く(1)
フライパンにオリーブ油を引いて中火にかけ、手ごねソーセージをやさしく返しながら焼く。表面が焼けたら、まいたけ、エリンギを加えて塩をふって蓋をし、弱火で5分蒸し焼きにする。
肉のうまみを、きのこに移す。
ソーセージは、きのこと一緒に蒸し焼きにすることで中まで火が通ります。しかも、ソーセージから出たうまみのある脂をきのこが吸い込んで、よりおいしく仕上がるんです。
手順5 切る(2)
手ごねソーセージの粗熱が取れたら1cm幅に切る。
粗熱がとれるまで待って!
手ごねソーセージは粗熱がとれてから切ると、崩れにくいですよ。
手順6 焼く(2)
フライパンを中火で熱して半量のバターを引いて溶かし、ガレットの生地を玉じゃくし2杯分流し入れてフライパンを回しながら薄く広げる。
手順7 のせる
表面が乾き始めたら半量のまいたけ、エリンギ、ソーセージ、チーズをのせる。
ドーナツ状にのせて。
皮の四辺を折り込み、まんなかにたまごを落とすので、具材はドーナツ状にのせましょう。
手順8 焼く(3)
皮の縁がカリッとしてきたら、具を包むように四辺を内側に折り込む。まんなかにたまごを落として蓋をし、チーズが溶けるまで弱火で加熱する。粗挽き黒こしょうをふる。同様にもう1枚分作る。
完成
ソーセージの代わりに、ベーコンやハム、サーモンを入れてもOK!
仕上げに野菜をたっぷり盛りつけてサラダ風にしてもおいしいですよ。