ごはんとおつまみレシピ
暑さ厳しいこの時季は、つるつるっとのどごしのいい素麺が恋しくなりますよね。でも、連日食べているとさすがに飽きてしまうし、スタミナも不足しがち……。そこで今回は日本人の大好きな素麺を北京名物の汁なし麺「ジャージャー(炸醤)麺」風にアレンジしちゃいます。
豚ひき肉と細かく切った筍や椎茸を味噌や豆板醤などで炒めた肉味噌(炸醤)が、ジャージャー麺の味の決め手! 今回は角切りベーコンを加え、食感のアクセントとスモーキーな風味をプラスします。さらに、とろろと卵黄をのせることで具と麺の絡みがよくなり、栄養価もアップ。シャキシャキ野菜もたっぷり添えて彩りよく仕上げます。見て食べて、腹の底から元気になれる一皿です!
材料(2人分)
手順1 切る
ベーコンは3mm角に切る。長ねぎはみじん切りする。きゅうりは長さを半分に切って細切りし、トマトは1cm角に切る。
手順2 とろろを作る
大和芋はピーラーで皮をむいてすりおろす。
手順3 炒める
フライパンにごま油を引いて弱火で熱し、長ねぎ、ベーコンを炒める。長ねぎが透き通ってきたら中火にし、豚ひき肉を加えて更に炒める。
手順4 調味する
豚ひき肉の色が変わったら甜麺醤(てんめんじゃん)、酒、醤油、酢、豆板醤(とうばんじゃん)、おろし生姜を加える。ひと煮立ちしたら片栗粉を水で溶いて加え、とろみがついたら火を止める。
肉味噌をおいしく仕上げるひと工夫。
少量の酢を加えることで味がまろやかに。片栗粉でとろみをつければ、時間が経ってもぼそぼそにならず、麺との絡みもよくなるよ。
手順5 茹でる
たっぷりの湯で素麺を茹で、ざるにあげて水洗いする。盛る直前まで水にさらしておく。
麺のベタつきを防止!
素麺は時間が経つと麺がベトついてしまうので、盛る直前まで水にさらしておくのがポイント。具との絡みもよくなって、つるつるっとおいしく食べられます。
手順6 盛りつける
素麺の水気をよく切って器に盛り、肉味噌、とろろをかける。きゅうり、トマト、卵黄をのせる。
完成
ベーコン肉味噌は野菜につけたり、パスタやごはん、豆腐にかけたりしても美味。作り置きしておくと重宝します。甜麺醤がない場合は、味噌:みりん=2:1で代用OK。お好みでラー油やお酢、ごまをかけて召し上がれ!