ごはんとおつまみレシピ
ヘルシーなオイル蒸しで青梗菜をたっぷり満喫!
ごま油とにんにくの香りが食欲をそそります。
2017年09月22日
少量の油と水で野菜を蒸し煮にする「オイル蒸し」。普通に茹でるよりも旨味がぐんと際立ち、野菜が主役の1品になります。今回用いるのは青梗菜。香り高く、シャキシャキした歯ごたえは、中国料理に限らず人気の高い野菜です。実は晩秋にかけてのこの時期が旬。露地物が多く出回る春と秋の中でも、ひときわ味がよいとされます。青梗菜の根元と軸を2分ほど蒸したら一度かき混ぜ、葉の部分を加えて1、2分蒸すのがポイント。こうするときれいな緑色が活かせます。薄く切った煮豚を添えれば、より満足度の高い1皿になります。
材料(4人分)
手順1 煮豚をつくる(1)
フライパンにサラダ油を熱し、豚肉の表面を強火で焦げ目がつく程度に焼き付けておく。
豚肉は表面を香ばしく焼いてから煮ます
豚肉は煮る前に表面を焼いておくことで、メイラード反応(褐色に色づくことで出る香ばしさや旨味)により、おいしさが増します。
手順2 煮豚をつくる(2)
鍋に焼き付けた豚肉、5cm長さに切った長ねぎ、醤油、酒、みりん、砂糖、生姜を入れて蓋をし、中~弱火で30分ほど煮て鍋ごと冷ます。
手順3 切る
青梗菜を葉、軸、根元の3等分に切り分け、根元はさらに縦を1/2~1/3に切る。
手順4 潰す
にんにくは半分に切って包丁の柄などで叩き、軽く潰す。
手順5 オイル蒸しにする(1)
鍋に水、ごま油、塩、にんにくを入れて中火にかける。
手順6 オイル蒸しにする(2)
煮立ったら青梗菜の根元を入れ、その上から軸を入れて蓋をし、2分ほど蒸す。
手順7 オイル蒸しにする(3)
一度かき混ぜて、青梗菜の葉の部分を加え、蓋をして1~2分ほど蒸す。
葉は最後に蒸して鮮やかな色を活かします
火が通りやすい葉は最後に蒸します。葉がしんなりしたら取り出して鮮やかな色を活かします。
手順8 盛る
青梗菜が熱いうちに器に盛り付け、煮豚を薄切りにして添える。
完成
ごま油の代わりにオリーブ油でつくっても。煮豚はできればひと晩、煮汁に浸しておくと味がしみてさらにおいしくなります。