ごはんとおつまみレシピ
粗めに叩いた鯵に、バジルの爽快な香り、ケイパーやバルサミコの甘酸っぱい味わいが、よそいきのハーモニーを奏でます。
2014年07月04日
鯵は、一年中店頭に並ぶおなじみの魚ですが、夏場は、体つきは小ぶりですが脂がのり、旬の季節です。刺身、塩焼き、フライなど、どんな料理にも向きますが、今回ご紹介するのは、洋風にひとアレンジきかせた「たたき」。青魚が苦手という人も、爽やかなケイパーとバルサミコ酢の組み合わせにきっと箸が進むはずです。刺身用の鯵をさいの目に切り、刻んだ赤玉ねぎやミニトマトなどと一緒に叩くだけ。食欲を刺激するバジルの香りが、蒸し暑い夏の夜にぴったりです。そのままでも、バゲットにのせてブルスケッタにしても。鰹や鰯でもおいしくできますよ。
材料(4~5人分)
手順1 切る(1)
鯵は、中骨があれば取り除き、5ミリ幅の細切りにしてから、小さなさいの目に切る。
手順2 切る(2)
赤玉ねぎはみじん切り、ケイパーは粗く刻む。
手順3 切る(3)
ミニトマトは縦半分に切り、スプーンで種を除いてから、5ミリ程度の角切りにする。
トマトは種を取って
種は、水っぽいゼラチン質で覆われています。除いておくと、和えた時に水っぽくなりません。
手順4 叩く
鯵、トマト、赤玉ねぎをまな板の上で混ぜ、包丁で食感が残るように軽く叩く。
叩き過ぎない!
鯵の身が粘るほど叩くと、せっかくの食感が台無しに。全体が混ざる程度に叩きます。
手順5 混ぜる(1)
叩いたものをボウルに移し、調味料類を加えて全体を混ぜ合わせる。
手順6 ちぎる
バジルは手で小さくちぎる。
包丁やはさみでなく、手で!
バジルは金属類でカットすると色変わりするので、手でちぎります。こうすると香りもよく立ちます。
手順7 混ぜる(2)
バジルをボウルに入れて混ぜる。
バジルは最後に
水分にあたると色変りしやすいバジルは、最後に入れて混ぜ合わせます。
手順8 仕上げ
器に鯵のたたきを盛り、焼いたバゲットを添える。
完成
時間を置くと水分が出るので作ったらすぐにいただきましょう。刻んだピクルスや赤パプリカを加えたり、バジルをディルや青じそに変えてもいいですね。色々挑戦してみて。