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2021 WINNER

COCKTAIL

瑞花
ズイカ
RECIPE
  • ジャパニーズクラフトジン ROKU(六) 20ml
  • ジャパニーズクラフトリキュール
    奏 Kanade〈抹茶〉 15ml
  • サントリー わつなぎ 生姜 5ml
  • 蜂蜜 10ml
  • サントリー天然水 10ml
  1. 1. シェークして、カクテルグラスに注ぐ。
  2. 2. ライムの皮、レモンの皮、ライスペーパー、
    ブラックオリーブ、南天の葉を飾る。

BARTENDER

大津 麻紀子 さん
Makiko Otsu
BAR SEBEK(福岡県)勤務
瑞花(ずいか)とは、緑の大地に舞い降りる雪の花で、明るい未来を意味する言葉です。ROKUのふるさとであるこの日本に生きる植物を 奏 Kanade〈抹茶〉で、生き物たちを蜂蜜で表現しました。このカクテルで皆さまにも幸せが舞い降り、そして心と心が溶け合うよう願いを込めて創作しました。
今年のカクテルアワードを最後に競技会から引退することを決めていたので、大きな賞を頂くことができて心から嬉しく思います。たくさんの方に応援していただき、また一緒に戦った皆さまも、本当にありがとうございました。

サントリーカクテルアンバサダーとしての活動

バンコクのトップバーVESPERでのゲストシフトと聞いて、初の海外ゲストシフトということもあり少し緊張しましたが最高のメンバーと優しいお客さまに囲まれて、本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。カクテルに言葉は関係ないということを実感しましたし、海外のお客さまも「瑞花」を味わい、楽しんで下さってとても嬉しかったです。サントリーカクテルアンバサダーの活動を通して、私自身の世界も広がっています。皆さんにも是非この世界をみていただきたいなと思います。

EVENT REPORT

10ファイナリスト

  • 【北海道エリア代表】
    八重樫 猛 さん
    作品名:IYABI(いやび)
  • 【東北エリア代表】
    草野 聡 さん
    作品名:フォルトゥナ
  • 【関東甲信越エリア代表】
    林 希実 さん
    作品名:Tenderness
  • 【首都圏エリア代表】
    岡村 朗 さん
    作品名:めぐり逢い
  • 【首都圏エリア代表】
    押田 達也 さん
    作品名:巡愛
  • 【東海北陸エリア代表】
    桒原 千栄 さん
    作品名:Nostalgia
  • 【近畿エリア代表】
    鮎川 正徳 さん
    作品名:わ・を・ん
  • 【近畿エリア代表】
    中島 悠輔 さん
    作品名:Wisteria
  • 【中国四国エリア代表】
    西本 浩紀 さん
    作品名:灯火
  • 【九州沖縄エリア代表】
    大津 麻紀子 さん
    作品名:瑞花
「心をつなぐ一杯」が集う
バーテンディングの夢舞台。
全国からプロバーテンダーが集い、オリジナルカクテルの創作を通じて技と感性を競い合う日本最高峰のカクテルコンペティション「サントリー ザ・カクテルアワード 2021」。コロナ禍での前年度の中止を経て、2年ぶり27回目の開催がオンライン配信で実現しました。今年のテーマは「人と人との心をつなぐ一杯」。一次審査、セミファイナルを突破したファイナリスト10名による、熱く華やかなパフォーマンスの競演に注目です。
日本独自のカクテル文化を世界へ。
ファイナルステージとなったThe Okura Tokyo(東京都港区)の会場は、無観客ながらもオンライン配信に向けたスタイリッシュな空間演出が施され、出演者の方々やスタッフ、報道陣の気持ちも高まります。
また本年度は、より魅力的なコンペティションとなるよう、「世界に通じる日本最高峰のアワードへ」との思いを込めた新しい大会ロゴに更新。日本独自のカクテル文化を世界に発信する舞台として、大会のさらなる進化をめざします。
技と個性で魅せる
圧巻のパフォーマンス。
2021年度、カクテル最高峰の名誉を手にするのは誰か。競技が開始され、10名のファイナリストが二人ずつ舞台に登場し、卓越した技を競い合いながら各々のオリジナルカクテルを創り上げていきます。艶やかな所作、グラスの煌めき、心地よいリズムと氷の音。一人ひとりの個性が溢れる高度なパフォーマンスの応酬はまさに圧巻。審査員の皆さんも真剣なまなざしで向き合い、出来立てのカクテル作品を試飲されていました。そしてすべての作品が揃い、最終審査へ…。
込み上げる涙と感謝の笑顔。
物語のある作品が輝いた。
「大津 麻紀子さん、瑞花です」。カクテルアワードの受賞が告げられると、万感の表情で涙を浮かべ、感謝の言葉を紡ぐ大津さん。トロフィーと副賞50万円の贈呈後、エキシビションで再び瑞花のパフォーマンスを披露してくださいました。審査員として試飲していただいたBRUTUS 西田編集長は「ネーミングもよく考えられていて、お話を聞くだけでこの一杯がさらに美味しく感じられました」と称賛。会場中が温かい拍手に包まれました。
栄冠を手にした受賞者が
めざす新たなステージとは。
カクテル アワード 2021
大津 麻紀子 さん
自然を大切にされているサントリーさんと同じく、私もバードウォッチングが趣味で自然が大好きです。我が家では養蜂もやっていて、蜂の巣がROKUの瓶と同じ六角形であることにインスピレーションを得て、今回の創作に活かしました。自分でお店を持ってから10年間、競技会ばかりをやってきたので、これからは自然と寄り添いながら、お店でしっかりと、お客さまへの一杯一杯のカクテルに向き合っていきたいと思います。
エキシビジョン動画
優秀賞
鮎川 正徳 さん
Masanori Ayukawa
Bar7th(大阪府)勤務
一期一会のおもてなしをイメージし、このカクテルとの出会いが最上のものであるよう、ひらがなの最後の三文字から『わ・を・ん』と名付けました。オーセンティックバーのバーテンダーとして、日本独自の創り方を大切にされているサントリーさんのカクテルアワードで優秀賞を頂けたことは大変光栄です。これからもぶれることなく、ジャパニーズ・バーテンディングのおもてなしを提供していきます。
ファイナリストに聞く
創作への思い。
本大会では、一次審査により絞り込まれた89作品が全国8エリアでのセミファイナルに進出。そこから選び抜かれた10作品がファイナルステージの入選作となりました。カクテル アワード 2021、優秀賞以外の入選者も多士済済。皆さんに創作作品への思いなどをうかがいました。
  • 八重樫 猛 さん
    オーセントホテル小樽 メインバー キャプテンズ・バー
    (北海道) 勤務
    HAKU、奏 Kanadeを作る職人のこだわりとおもてなしの根底には、感謝の気持ちがある。その「ありがとう」が人と人をつなぎ、ワールドウイスキー 碧 Aoを通して世界へ広がっていくイメージで創作しました。今回の経験も含め、自分が培ってきたものを後進に継承していくことも大切にしていきたいです。
  • 草野 聡 さん
    Bar wizard(福島県) 勤務
    国産100%にこだわった自然な桜の薫りと玉露や柚子などをボタニカルに用いて四季を表現しています。四季の移ろいの中で人と人が出会っていくと考え創作しました。このカクテルアワードに臨んでは、コロナ禍でお店を開けられない時期があり、早起きして反復練習をしてきたことが印象深いです。
  • 林 希実 さん
    COCKTAIL WORKS 軽井沢(長野県) 勤務
    私が初めて奏 Kanade〈抹茶〉を口にした時、やさしい気持ちと幸福感に包まれました。その味わいをたくさんの人に広げ、心と心を繋げていきたいと思って創作しました。お客様が飲み終えて帰る時に「美味しかったな」とお店を振り返る、そんなカクテルが作れるバーテンダーになります!
  • 岡村 朗 さん
    Bar Cocktail Book Shinjuku(東京都) 勤務
    和の素材が出会い完成したカクテル「めぐり逢い」。一つひとつの出会いに感謝を込め、明るく元気になっていただきたいという願いを込めて創りました。時代に合わせてノンアルコールなどでも魅力あるカクテルを提供し、多くの方がバーに足を運んでいただけるよう情報発信していきたいです。
  • 押田 達也 さん
    The Okura Tokyo メインバー オーキッドバー(東京都) 勤務
    この世界に溢れる「出会い」という奇跡は、人と人とが繋がれた証です。愛に満ちた世界に想いを馳せ、ワールドウイスキー 碧 Aoをベースに創作しました。バーテンダーとして、いつも変わらない美味しさを提供するとともに、お客様に「五感」で味わっていただくことを大切にしています。
  • 桒原 千栄 さん
    BAR JUGO(福井県) 勤務
    私たちの先人が育んできた自然と文化を守り継いでいきたい。そんな思いを込めて、いつまでも変わらない里山の美しさをグラスに込めました。ロンドンで約200年ぶりに復活したジン蒸溜所でつくられたシップスミスは、200年前と現在の職人さんの情熱が合わさった、広くお薦めしたいジンです。
  • 中島 悠輔 さん
    alcobareno(大阪府) 勤務
    奏 Kanade〈白桃〉の瑞々しさや奏 Kanade〈柚子〉の爽やかな香りを用い、お酒を飲み慣れていない方にも親しみやすいローアルコールのカクテルを創りました。私は、一杯のカクテルに物語が込められていることに感動しバーテンダーを志しました。この舞台に立ったことを誇りに思います。
  • 西本 浩紀 さん
    Bar UN CŒUR(広島県) 勤務
    お酒を介し人と人が集い、語り合う場所は無くてはならないと思います。そのバーの灯りを一日も早く灯せるよう願いを込めて「灯火」を創作しました。バーテンダーとしてやりがいを感じるのは、お客様に喜ばれた時。「美味しかった」と言葉を頂けた時はやっていてよかったなと実感します。
カクテルの感動を
新たなスタイルで発信。
本年度、初めてオンライン形式で開催された「カクテルアワード 2021」。その感動が、ライブ配信やアーカイブを通じて世界中に発信されていく時代を迎えています。ファイナルステージで披露された10作品は、日本の美と感性を世界へ、そして新しい時代へと発信する力を秘めている。そんな確信のもと、サントリーはこれからも日本のカクテル文化の発展に尽くしてまいります。