水と生きる SUNTORY

  • 工場行こうファクトリップ
  • 品質への取り組み
  • ドリンクスマイル
  • サントリー食品オンラインストア 新しいウィンドウで開く
  • SUNTORY WELLNESS 自分に合うサプリメントを探してみよう! 新しいウィンドウで開く
  • サントリーの人と、働くリアルを伝えるメディア「SUNTORIAN VOICE」
  • 大阪・関西万博2025 サントリー万博特設サイト

2018 WINNER

COCKTAIL

紫翠
シスイ
RECIPE
  • ジャパニーズクラフトジン ROKU(六) 25ml
  • マスカットリキュール ド フランス ミスティア 15ml
  • サントリーリキュール ジャポネ〈抹茶〉 5ml
  • フレッシュレモンジュース 10ml
  • サントリー わつなぎ 生姜 5ml
  1. 1. シェークして、カクテルグラスに注ぐ。
  2. 2. レッド・チェリー、オレンジの皮、ライムの皮、
    グレープフルーツの皮を飾る。

BARTENDER

澁谷 暁典 さん
Akinori Shibuya
BAR エルロン(東京都)勤務
『紫翠』は、試作や微調整にかけた時間がとても長く、名前・色彩・味わいのバランス、グラス選びなど、過去にないほど突きつめたカクテルです。「ようやく…」という達成感、この仕事をしていてこれ以上はないのではと思えるほど、人生で最高の喜びを感じています。何もできない頃から育ててくださった先輩やお客さまも駆けつけてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。海外カクテルの旅で、異なる文化の中で親しまれている現地のお酒に触れ、その経験を日本に持ち帰り、お客さまにカクテルの新たな提案や魅力を発信していきたいと思います。

EVENT REPORT

応募総数は、過去最多!
超難関を突破した12作品が決戦の舞台へ
9月27日、サントリー株式会社主催による日本最大級のカクテルコンペティション「2018 サントリー ザ・カクテルアワード」が、グランド ハイアット 東京(港区六本木)グランド ボールルームで開催されました。
全国のプロバーテンダーによって創作、エントリーされたオリジナルカクテルは、過去最多の約3,000作品。厳正なる事前審査(1stステージ:書類審査、2ndステージ:試作審査)を経て最終選考会へとノミネートされたのは、ショートカクテル部門およびロングカクテル部門各6作品。通過率わずか0.4%という超難関を突破した12名のプロバーテンダーが、華やかな舞台で白熱した一戦を繰り広げました。
“美のトライアングル”の最高到達点。
たゆまぬ努力と妥協なき信念が、ついに結実!
「紫翠!」 その瞬間、歓声と大きな拍手に会場が包まれました。激闘を制して「カクテル アワード 2018」に輝いたのは、澁谷暁典さん(東京都 BAR エルロン 勤務)の『紫翠(シスイ)』。3度目のファイナル出場で、ついに頂点の座を掴んだ澁谷さんは、「今まで指導してくださった皆さまのおかげで、今ここに立つことができています。感無量です」と、満面の笑顔で喜びを語りました。『紫翠』は、山の木が瑞々しく美しい様子を表す言葉。和のテイストをコンセプトに、陽射しも和らぐ爽秋の訪れを表現したカクテルです。ゲスト審査員を務めた雑誌「Pen」(株式会社CCCメディアハウス)の安藤 貴之編集長は、「色も、ネーミングも、味わいも、すごく美しい。“美のトライアングル”の最高到達点にあるのが、この作品だったと思います」と絶賛しました。
技とカクテルが魅せる、美しき戦い!
歴代レジェンドも新作カクテルとともに集結
決戦の舞台で披露された珠玉の12作品。その戦いは、まさに美の競演そのものでした。安藤編集長も「見た目や味わい、グラスとの相性、デコレーション。本当に美しい作品が多かったです」と出場作品のクオリティの高さを語られていました。競技終了後には、歴代のカクテル アワード受賞者がステージに登壇。本年度の課題製品「ジャパニーズクラフトジン ROKU」、「テキーラ サウザ ブルー」、「テキーラ サウザ ブルー レポサド」、「テキーラ サウザ スリージェネレーション プラタ」、「ピナクルウオツカ」、「メーカーズマーク」、「メーカーズマーク46」を使い、この日のために考案されたスペシャルカクテルが、ブレイクタイムに歴代受賞者本人の創作によって振舞われることが紹介されました。
来場客で賑わうパーティー会場で、ひと際盛り上がりを見せたのは、たった今披露された出場作品が味わえる特設ブースです。選手自らが創作し、提供されたカクテルを手に「これが飲んでみたかった」「ネーミングのイメージそのもの!」など会話を弾ませ、すべての作品をテーブルに並べて吟味されている方も。

また競技を終えたばかりの選手の皆さんは、「さっそく飲んでいただけるのが楽しみです」「正直落ちつかないです(笑)」など、緊張から解き放たれた穏やかな表情とともに、率直な思いを聞かせてくれました。
25年の歴史に、数々のドラマあり。
かつて競演した二人が、「最優秀賞」で再会
今年で25回目となる「サントリー ザ・カクテルアワード」。前身となるコンペティションが開催された1994年から、多くのバーテンダーたちが果てしなき情熱を一杯のカクテルに注ぎ、技と感性を競い合ってきました。そして2018年、ショートカクテル部門、ロングカクテル部門の最優秀賞に選ばれたのは、かつて同じステージで肩を並べて競演した澁谷さんと中野賢二さん(東京都 ホテルオークラ東京 勤務)でした。表彰台に立った二人が声をかけ合い、静かに栄誉を称え合う姿には、ライバルであり同志でもあるプロバーテンダーたちの絆と、ひたむきにカクテルを愛し続ける真摯で純粋な思いが滲み出ていました。
研ぎ澄まされた美の感性
日本人が生んだオリジナルカクテルが、世界へ
大勢の来場客と報道陣が見守る中、今年度の最高峰カクテル「カクテル アワード 2018」が発表されました。エキシビションで自信に満ちた演技を披露した澁谷さんは、「過去2度の出場ではテキーラベースのカクテルを創作しました。今回、バーテンダーになり初めてジンベースのオリジナルカクテルの創作に挑戦し、一段と気合いが入りました」と受賞への思いを語りました。司会進行役を務めた女優のボダン・クララさんは、カクテルを試飲して「C’est bonですね!本当にExcellent、最高です!」と絶賛。グラスに添えられたデコレーションに「海外を圧倒する繊細さ。まさに和のおもてなしの象徴」とコメントされていました。

世界を魅了する、繊細で美しい日本人の感性。この国の美を象徴するオリジナルカクテル『紫翠』が、海外と日本をつなぐ架け橋となることを願い、今年度のサントリー ザ・カクテルアワードは閉幕しました。
閉じる
サントリー ザ・カクテルアワード 2024
当日レポート公開
この度は、サントリー ザ・カクテルアワード 2024への
多数のご応募ありがとうございました。

11/22(金)に行われたファイナルの詳細レポート
をお届けいたします。

下記より、当日の様子をご覧ください。