サントリーは、10月21日(火)、ホテルニューオータニ(東京都千代田区)「鶴の間・東」にて、「2003 サントリー ザ・カクテル コンペティション」の最終選考会を開催しました。
記念すべき10回目を迎えた今大会の、栄えある「カクテル オブ ザ イヤー」は、東京都新宿区の「京王プラザホテル スカイバー ポールスター」に勤務する石部和明さんが受賞されました。
受賞カクテル「MOONY AU LAIT(ムーニー・オ・レ)」は、香ばしさとやさしい甘さが特徴のクッキー&クリームリキュール「ビスコタ」をベースに、「ブラック シール ラム」、コーヒーリキュール「カルーア」、ハーブ系リキュール「ドランブイ」と牛乳をつかった優しい味わい。
デコレーションにビスケットを使用するなど、独創性のある作品で、カクテルのさらなる可能性を感じさせる点が評価されました。
クリスマスや誕生日など、素敵な記念日をお祝いするのにふさわしいカクテルです。
受賞にあたり石部さんは、「雲の上に浮いているみたいで、信じられない気分です。ストレスの多い現代社会において、心を和らげるカクテルをつくりたいと思い、甘みのある味わい、癒しをテーマにしました。これからもお客様の無理難題に応えられるバーテンダーを目指したいと思います。」と喜びを語りました。
最終選考会では、全国からご応募いただいた2,025通から、第1次、第2次の審査を経て、ノミネートされた「ショートカクテル・アペリティフ部門」6作品、「ショートカクテル・アフターディナードリンク部門」8作品、「ロングカクテル部門」6作品、合計20作品を、出場者に会場で実際に創作していただき、審査基準である「ネーミング」「味」「見栄え」「独創性」「将来性」「マナー」「技術」を鑑みて審査しました。部門別に最優秀賞、優秀賞を1作品ずつ選出、さらに3部門あわせて最も優れた作品、1作品を「カクテル オブ ザ イヤー」に選出しました。
また、「カクテル」を貴重な洋酒文化のひとつとして育むことを目的に始まった「サントリー ザ・カクテルコンペティション」は、今年で10年目を迎えました。
これを記念して、歴代受賞者自らの創作による「カクテル オブ ザ イヤー」が楽しめる特設コーナーが設置され、多くの観覧者がオリジナリティ溢れるカクテルを味わっていました。