チーズとワイン

世界のチーズ事典

世界のチーズから、それに合うワインをお探し頂けます。

バラカ

Baraka

2014年05月

白い綿毛の様なカビに包まれている馬蹄形のチーズ。「バラカ」とは、「馬蹄形」の意味で、西欧では縁起の良いものとされています。クリーミーで食べやすく「幸運を招く」と言われることから贈り物にも喜ばれています。発泡性ワインや軽めの赤ワインにもよく合います。

バラカ

アペロ何にする? ~幸運を呼ぶアペリティフタイム~

「お食事の前に食前酒はいかがでしょうか?」
ちょっとお洒落なレストランでこんな風に声をかけられ、何を注文したらよいか戸惑った経験はありませんか?食前酒というと何だか堅苦しく感じられますが、フランスでは「アペリティフ」「アペロ」と呼ばれ、日常的に親しまれています。お酒には食欲を刺激する効果があることから、アペリティフは元々「食欲増進」の意味を持ちます。そして、フランスではその語源を超えて、お酒やフィンガーフード片手におしゃべりを楽しみながら、その場を盛り上げる食事のスタートとして欠かせないひと時のことをさしています。
 
例えばフランスの家庭に、食事に招かれると、食卓に着く前に大抵サロンに通されます。ソファーに座ってシャンパーニュを嗜みながら近況を報告したり、初対面の人とは自己紹介をし合ったり。始めは緊張していても、アペリティフを通して気持ちが和み、食卓に移る頃にはすっかりリラックス。仲間とのホームパーティーでは、「アペロ何にする?」と言い合いながら各々が好きなものを飲み、時には即興でカクテルを作りながら、全員が到着するのをワイワイと待ちます。
 夕食の約束まで少し時間があるときは、カフェでワイン1杯飲みながら1人アペリティフも粋なもの。
 アペリティフに決まりはありません。どんなときも「アペロしない?」は楽しい時間の始まりの合図!そんなアペリティフ文化を世界に発信しようと、フランスでは6月の第一木曜日を「アペリティフの日」とし、世界各地でイベントを開催しています。今年はアペリティフの日が出来て10年目を迎えます。是非、日本でも気軽に楽しんで頂きたいため今回は、アペリティフに一押しのワイン&チーズをお届けいたします!

 そもそもチーズはどれもアペリティフにぴったりですが、皆でつまむなら誰にでも好まれる優しいチーズが良いでしょう。中でも注目は、綿毛のようなフワフワの白カビに包まれた「バラカ」。「バラカ」とは形の通り「馬蹄形」の意味です。縁起がよく、世界中で幸運のシンボルとされる馬の蹄をかたどったこのチーズは贈り物としても人気で、もちろんおもてなしチーズとしても最適。形が特徴的なので、綺麗なお皿にそのまま置くだけで華やぎます。また、「バラカ」の上にドライフルーツやナッツをのせて飾ればケーキのようにも見せられ、センスあるティータイムも演出できます。生クリームをたっぷりと加えて作られた白カビチーズで、チーズとバターの中間のようなリッチな味わい。バゲットやシンプルなクラッカーにのせると中身のクリーミーさと外側の白カビ部分のシャープな味わいがバランス良く感じられます。また、そのままだと滑らかな口溶けをより堪能出来ます。優しい印象ながら、ボリューム感のあるチーズなので、泡、白、赤と比較的色々なワインと合わせ易いところもアペリティフにお勧めしたいポイントです。

このチーズに合うワイン

その中でも、今回のテイスティング会で圧倒的な支持を集めたのが「サントリージャパンプレミアム マスカット・ベーリーA」です。進化を続ける日本ワインはどこまで美しくなれるのか。 続きを見る

この記事はフェルミエ監修の元に作成しております。
株式会社フェルミエ 取締役社長:本間るみ子 執筆:犬田ゆり
東京都港区愛宕1‐5‐3 愛宕ASビル
Tel:03‐5776‐7722 Web:www.fermier.co.jp

フェルミエ

チーズとワイン トップへ戻る

メールマガジン

新商品やお得なキャンペーンや、お手軽にワインを楽しめるレシピ情報を、毎月1回お届けします!メールマガジン登録

インフォメーション

  • 登美の丘ワイナリー見学へ行こう!

ワインを探す

色・タイプ

ボディー・味わい
国