チーズとワイン

世界のチーズ事典

世界のチーズから、それに合うワインをお探し頂けます。

ラ・ロッサ

La Rossa

2012年03月

コーラ社自慢の山羊乳100%チーズを包むのは、西伊豆の小泉商店からイタリアに届けられる、塩漬けにした柔らかなオオシマザクラの葉。さわやかなシェーヴルの酸味と桜の香りの見事な相性と、赤いリボンをあしらった可憐な姿は、見た目も味わいも忘れられない印象的です。スパークリングワインやロゼワインとご一緒に。
イタリアと日本コラボレーションも今年で8年目の、フェルミエオリジナル商品です。

ラ・ロッサ

桜咲く時期に「ラ・ロッサ」とロゼの桜を感じるマリアージュはいかが?

今月は桜の香る春らしいチーズ「ラ・ロッサ」をご紹介しましょう。

北イタリア アルプスの麓ピエモンテ州のランゲ地方では、ロビオラという山羊乳製のチーズが伝統的に造られており、イチジクやクルミの葉で包んで熟成をすることがあります。これをヒントに2004年秋、山羊のチーズを桜葉で包んでみてはどうかと、コーラ社にフェルミエからアイデアを持ちかけたのが、このチーズの始まりです。当初は現地イタリアの桜葉で包んでいましたが、イタリアで桜葉を大量に確保するのが難しいこと、葉自体が少し硬いこと、また香りがほとんど感じられないことが難点でした。そこで再提案したのが日本の桜葉です。イタリアの桜葉に比べ、桜餅などに使われる日本の桜葉は香りが高く、また食べることが出来るくらい非常に柔らかいため、現地に日本から桜葉の塩漬けサンプルを持参し、本格的に商品開発が始まりました。以降日本から塩漬けのオオシマザクラの葉をイタリアに空輸し、コーラ社自慢の山羊乳100%チーズを包み、現在の形になっています。赤いリボンをあしらった姿は見た目にも可愛らしく、爽やかなシェーヴルの酸味と桜の香り、塩味が三位一体となった、今では日本の春を感じるチーズの1つになっています。

このチーズに合うワイン

今回のテイスティング会では、「やはり春らしい組み合わせをおすすめしたいですね。」と意見が一致したところでテイスティングが始まりました。 様々なワインの中から選ばれたのは、「サントリージャパンプレミアム マスカット・ベーリーA ロゼ」です。 続きを見る

この記事はフェルミエ監修の元に作成しております。
株式会社フェルミエ 取締役社長:本間るみ子 執筆:村瀬美幸
東京都港区愛宕1‐5‐3 愛宕ASビル
Tel:03‐5776‐7722 Web:www.fermier.co.jp

フェルミエ

チーズとワイン トップへ戻る

メールマガジン

新商品やお得なキャンペーンや、お手軽にワインを楽しめるレシピ情報を、毎月1回お届けします!メールマガジン登録

インフォメーション

  • 登美の丘ワイナリー見学へ行こう!

ワインを探す

色・タイプ

ボディー・味わい
国