今回のテイスティング会では、
「やはり春らしい組み合わせをおすすめしたいですね。」と意見が一致したところでテイスティングが始まりました。
様々なワインの中から選ばれたのは、「サントリージャパンプレミアム マスカット・ベーリーA ロゼ」です。
「桜色のロゼワインが視覚的にもチーズのイメージにピッタリ合うね。」
「チーズの心地よい酸味とワインのほんのりとした甘みがマッチするね。」
「ワインと合わせることで、チーズのほんのりとした上品な桜の香りが引き出され共鳴し合いますね。」
とコメントがあがりました。
マスカット・ベーリーA種は、日本で生み出された赤ワイン用の代表的ブドウ品種で、果実味たっぷりの味わいが特長です。サントリーのジャパンプレミアム品種シリーズとしては、初めてのロゼワインで、山梨県産「マスカット・ベーリーA」を100%使用しています。色調は鮮やかな桜色。香りはとても華やかでラズベリーやストロベリーのようなフルーティーな香りに加えて、ピンクローズを思わせる香りも感じられます。低温でゆっくりと発酵させることでブドウ品種の個性が最大限引き出され、爽やかな酸味と果実味たっぷりのフレッシュな味わいに仕上がっています。ほんのりとした甘さが心地よく、食事やチーズにも合わせやすい軽やかな飲み口です。
美しい桜色のワインを「ラ・ロッサ」と合わせることで、チーズのもつ桜の香りがより引き出され、まさしく春の宴が華やぐ組み合わせとなりました。
おすすめアイテムとしてもう1つ選ばれたワインは、「ビニャ マイポ ソーヴィニヨン・ブラン」です。ビニャとは、スペイン語で「ブドウ畑」という意味。マイポというのは地名で、チリの先住民マプチェ族の言葉で「耕された大地」という意味を持っています。古くから、豊かな恵みを生む土地とも呼ばれていた土地で造られるこのワインは、チリの太陽をいっぱい浴びた桃やリンゴを思わせるフルーティーな香りと共に、ハーブのようなすっきりとした香りが漂います。柑橘系フルーツのような爽やかな酸味が心地よい白ワインです。
「チーズとワインを合わせるとチーズの柔かい酸味が増し爽やかで心地よい」
「チーズをホールで購入し、1日目はロゼと合わせて、翌日はサラダと白ワインと合わせて、雰囲気の異なるマリアージュを楽しめるね。」と、テイスティング会では盛り上がりました。
今回ご紹介した「ラ・ロッサ」は今やフランス パリのチーズ屋さんでも見かけるようになりました。季節感を楽しむ日本人にとって「ラ・ロッサ」の桜の風味は、まさしく日本の春を楽しむチーズですね。今年の春の訪れはゆっくりかもしれませんが、「サントリージャパンプレミアム マスカット・ベーリーA ロゼ」と「ラ・ロッサ」で、視覚&味覚から「桜」を感じる春のマリアージュを楽しむのも良いでしょう。また、「ビニャ マイポ ソーヴィニヨン・ブラン」を合わせて旬を迎えたばかりの爽やかなシェーヴルの風味を愛でるのもよいでしょう。