チーズとワイン

世界のチーズ事典

世界のチーズから、それに合うワインをお探し頂けます。

サン・マルスラン・ドーフィノワ

Saint Marcellin

2011年03月

街の名前が由来する「サン・マルスラン」は、美食の街リヨンの東側に位置するドーフィネ地方の生まれです。15世紀には山羊乳でつくられていましたが、20世紀に入り大量の注文に応じるようになってから牛乳製へ変わった経緯があります。ミルクに凝乳酵素を加え熱も圧力もかけない製法のため、生地は真っ白できめ細やか、ほのかな酸味を持つとても優しい味わいです。そのままカンパーニュやライ麦パンにのせても、蜂蜜をかけても美味しく召し上がれます。

サン・マルスラン・ドーフィノワ

お花見の季節にお勧め!日本人の琴線に触れるマリアージュ 新発売の国産ロゼワイン

春と言えばお花見ですね。冬の間締め切っていた小窓を開けて春風を感じたくなるこの時期。桜色のワインが春の食卓を彩る様子を想像するだけで心が躍ります。今回は"マリアージュ会"のメンバーが満場一致で春にお勧めしたいチーズ&ワインをご紹介します。

桜の咲く時期に一押しのチーズが「サン・マルスラン・ドーフィノワ」です。街の名前から名付けられた「サン・マルスラン」は、美食の街フランス リヨンの東側に位置するドーフィネ地方の生まれです。夏に乾燥してしまう土地柄から、この地方では昔から山羊が飼われていました。「サン・マルスラン・ドーフィノワ」も元々は山羊乳でつくられていましたが、20世紀に入り大量の注文に応じるようになってから牛乳製へ変わった経緯があります。ミルクに凝乳酵素を加え熱も圧力もかけない製法の為、生地は真っ白できめ細やか、とても優しい味わいです。今でも山羊乳製の時と同じ製法で作られており、若いうちは軽やかな酸味があります。淡雪が溶けていくようななめらかな口当たりは、まさに春にぴったりのチーズです。

このチーズに合うワイン

春らしい優しいチーズにお勧めのワインが「サントリージャパンプレミアム マスカット・ベーリーA ロゼ」です。このワインは先月2月に数量限定で発売されたばかりで、ワインのプロ一押しのロゼです。原料に使われている葡萄は、2010年に山梨県で収穫された「マスカット・ベーリーA」100%。「マスカット・ベーリーA」は日本を代表する赤ワイン用品種で、"日本ワインの父"と呼ばれる川上善兵衛が1927年に交配して作り上げた品種です。低温でゆっくりと発酵させることで、赤いベリーを連想させる香りが最大限に引き出されています。色合いは春にぴったりの桜色。もぎたての葡萄をほおばったような、フルーティで華やかな香りが広がります。爽やかな酸味とほのかな甘みのバランスが心地よく、日本人が好むといわれる風味に仕上がったのも、日本生まれの葡萄から生み出されたロゼワインならではないでしょうか。 続きを見る

この記事はフェルミエ監修の元に作成しております。
株式会社フェルミエ 取締役社長:本間るみ子 執筆:前田 真希
東京都港区愛宕1‐5‐3 愛宕ASビル
Tel:03‐5776‐7722 Web:www.fermier.co.jp

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