チーズとワイン

世界のチーズ事典

世界のチーズから、それに合うワインをお探し頂けます。

トゥルー デュ クリュ

Trou du Cru

2010年11月

14~15世紀頃、ブルゴーニュ地方、オースワ地方の小さな村エポワスのシトー修道会の僧侶たちによって造り始めたといわれる「エポワス」は、フランスの美食家ブリヤ サヴァランによって「チーズの王様」と賞賛されていました。又、ナポレオンは、この土地の銘酒シャンベルタンと合わせることを好んだとも言われています。そんな「エポワス」と同じ製法で造られているのがこのチーズ。「トゥルー」とは「穴」。「クリュ」は極上銘柄ワインの産地をいい表わす時に使われる言葉です。2~3日おきにマール酒で洗って熟成させるため濃厚な風味となり、小さいながらも力強さが感じられます。

トゥルー デュ クリュ

この時期だから愉しみたい!極上シャンパンと個性豊なチーズのマリアージュ

今年も残すところ1ヶ月あまり。クリスマスイルミネーションがあちらこちらでキラキラと輝きだし、街を華やかに演出しています。1年で最も華やかなこれからの時期に飲みたくなるのがシャンパンではないでしょうか。きらめく黄金色、キメの細かい泡立ち、華やかな香りだけでも幸せな気分になりますね。今回はシャンパンとその相棒に相応しいチーズを必死に探しました。
やっとたどり着いたチーズが「トゥルー デュ クリュ」。チーズ好きの方には絶大な人気を誇る「エポワス」と同じ製法で作られる小型版のチーズです。「トゥルー」はフランス語で「穴」という意味ですが、ドーナツ型のチーズの真ん中部分、つまりくり抜かれた部分を使って造られたことから「トゥルー」と言われるようになりました。
見た目は手のひらに乗るほどの可愛らしい姿。それはまるでマフィンのようです。しかし、味わいは小さいながらもエポワスの小型版。2~3日おきにフランスのマール(粕取りブランデー)で洗って熟成させるため、濃厚かつ力強い味わいになっています。ねっとりと口の中で広がる旨みは、きっとワイン好きにはたまらない事でしょう。

このチーズに合うワイン

今回、シャンパンの中でもおすすめしたいのはローラン・ペリエのプレステージ・シャンパン「ローラン・ペリエ グラン シエクル」です。口に含めば力強さの中にもまろやかさ、熟成による長い余韻と豊かな風味、まさにプレステージ・シャンパンです。 続きを見る

この記事はフェルミエ監修の元に作成しております。
株式会社フェルミエ 取締役社長:本間るみ子 執筆:前田 真希
東京都港区愛宕1‐5‐3 愛宕ASビル
Tel:03‐5776‐7722 Web:www.fermier.co.jp

フェルミエ

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